アニメ『葬送のフリーレン』第6話『村の英雄』はシュタルクがフリーレン、フェルンとともに旅立つ場面が描かれました。
原作漫画の何巻何話なのか、そして作品を楽しむヒントをご紹介しましょう。
アニメ『葬送のフリーレン』第6話『村の英雄』2巻11話から
フェルンは断崖に刻まれた巨大な亀裂がシュタルクの修行の跡だったことを知ります。
シュタルクは、竜の恐怖に怯えていた村人が自分を頼りにしてくれているのを「偶然だ」と思いながらも、「村の英雄」と考えられている自分が守るべきという使命感を感じています。
シュタルクはアニメ第5話で実戦経験のない臆病者であることを明かしましたが、師匠のアイゼンは「今のあいつは誰かのために戦えるやつだ」と太鼓判を押していました。
フェルンは自分も初めは恐怖を感じたことを思い出し、しかし、積み重ねた修業は確実に自分の力になり、覚悟さえ決めれば戦うことができるとシュタルクに伝えます。
シュタルクは翌朝、フリーレンに竜を30秒足止めすると申し出、
おれが途中で死んだとしても、竜は必ず仕留めてほしいんだ
シュタルク『葬送のフリーレン』2巻第11話
自分の命を懸けてでも村を救いたい。
自分一人では敵わなくても、フリーレンたちが竜を倒してくれると信じて決断したんだな。
人の心がまだよくわからないフリーレンは、「なぜ村の人達のためにそこまでするの?」と質問します。
他人のために命を懸けるという覚悟を汲み取ったんだな。
シュタルクは「俺はこの村に三年もいたんだぜ。」と答えます。
その三年は、フリーレンにとっては短く、シュタルクにとっては「超長ぇ」もの。
エルフと人間の時間感覚の違いがここでも現れているね!
アイゼンと全く同じように震える手で斧を握るシュタルク。
フリーレンがそのことを伝えると、シュタルクは「師匠も怖かったんだな」と知ることができました。
シュタルクは自分一人で紅鏡竜を倒しました。
紅鏡竜はシュタルクの強さを感じ取り、3年もの間、襲ってこなかったのです!
シュタルクの額の傷は、師匠アイゼンがシュタルクの覇気に恐れをなして、反射的に攻撃してしまったものであったことが語られます。
師匠が弟子の強さに「怖くなる」ってどんだけ~?
やっぱりシュタルクは『とんでもない戦士になる』男だったんだ!
シュタルクは30秒過ぎても攻撃しないフリーレンに、焦りを感じて暴言を吐きます!
一人で戦えってか?
ふざけんなよクソババァ!
やっぱお前も師匠と同じーーーシュタルク『葬送のフリーレン』2巻第11話
フリーレンは落ち着いて「もう死んでいるよ」と言い、クソババァか…と呟きます。
フェルンの「後が怖いなあ」に笑えるね!
竜の巣から嬉しそうに魔導書を集めるフリーレンを見ながら、シュタルクはアイゼンが話してくれたことを思い出しています。
勇者一行の旅はくだらなくてとても楽しい旅だったと。
フリーレンが新たに手に入れた『服が透けて見える魔法』。
フェルンがさっそく試してみます。
フリーレンを見て「あまり面白い魔法ではありませんね」。
シュタルクを見て「ちっさ」。
フェルンのこんな飾り気のない毒舌ぶりにも、笑えてしまいます。
フリーレンに「これからどうする?」と聞かれたシュタルクは
師匠が俺を連れてけっていったんだろ。
それに俺もくだらない旅がしたくなったんだ。シュタルク『葬送のフリーレン』2巻第11話
そう答え、フリーレンの新しい旅の仲間が増えることが決まりました。
3年も守り続けた村は、結局自分の手で竜を倒して安全になった。
次は、師匠の歩いた道を通って、自分の旅を始めるんだな!
くだらなくて、とても楽しい旅を…
アニメ『葬送のフリーレン』第6話『村の英雄』2巻12話まで
勇者ヒンメルの死から28年後。
中央諸国リーゲル峡谷城塞都市ヴァール。
街の関所が通れず、足止めを食らう一行。
フリーレンは宿を取りに行き、シュタルクはフェルンを誘ったのに無言で断られて(笑)一人で町の飲食店に入ります。
師匠アイゼンと一緒に食べた『ジャンボベリースペシャル』を注文すると、その小ささに驚きます。
自分が大きくなることで、大きく見えたジャンボベリースペシャルも、アイゼンの背中も、小さく見えるようになってしまう。
ちょっとセンチメンタルなシュタルクの背後に、フェルンがやってきます。
関所を通るために協力し合うことにします。
2年も通れないって言われたら流石にね…
シュタルクは「アイゼンに土産話を持って帰りたい」と素直に話します。
結局は『勇者一行のフリーレン様』の名前で関所は開き、一行は無事に旅立つことができます。
紙吹雪に送られて関所を通るフリーレンの脳裏には、ヒンメルたちの面影がよぎっていきます…
アイゼンへの土産話はどんどん増えそうだな、シュタルク!
強い前衛が入って、フリーレンも安心だな!!
フリーレンのパーティーの共通点は?
シュタルクは故郷の村が魔族に襲われ、一人だけ逃げ出した臆病者でした。
(『葬送のフリーレン』2巻第10話)
フェルンは戦争孤児で、自●を考えていたところを僧侶ハイターに救われました。
(『葬送のフリーレン』1巻第2話)
フリーレンも故郷の集落を魔族に根絶やしにされ、大魔法使いフランメに命を救われました。
(『葬送のフリーレン』3巻第21話)
アイゼンはシュタルクの生い立ちを「俺と同じだ。」と言いましたが、彼らはみな家族を失った孤独な人たちです。
振り返れば、勇者ヒンメルも、僧侶ハイターも同じ孤児院育ちです。
- 大切な人を守りたいという強い気持ち
- 心配して止める人も、守ってくれる温かい家庭も持っていない
という共通点かもしれません。
孤独と言えば、フリーレンだよね。
長生きしすぎて、かかわった人はみな見送ることになる。
だから「どうせすぐ死んじゃうんだから関わらないように」と生きてきたんだろうね。
でもヒンメルを見送ったときに何かが変わったんだ。
「どうしてもっと知ろうとしなかったんだろう」って。
だから今のフリーレンは、フェルンのことも、シュタルクのことも、知ろうと考えて深くかかわっていくようになるんだ。
アニメ『葬送のフリーレン』第6話は何巻何話?まとめ
アニメ『葬送のフリーレン』第6話は『葬送のフリーレン』第2巻第11話~第12話でした。
おおっそうすると次からちょっと長いストーリーが始まるからちょうどいいね!
第7話から七崩賢『断頭台のアウラ』登場か!
ワクワクすっぞ!
アニメ『葬送のフリーレン』第7話からは流れが変わる展開に
これまでは比較的穏やかでのんきな旅が描かれてきた『葬送のフリーレン』ですが、7話以降は『葬送のフリーレン』という二つ名の由来が語られる壮絶な戦いが始まります。
そんな世界を先取りして覗いてみたいなら、漫画大賞受賞の名作『葬送のフリーレン』を漫画で読んでみることをお勧めします!
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