『キングダム』772話『それぞれの武運』では番吾の戦いを前にする趙・秦それぞれの様子が描かれます。
李牧の縁談、秦の武将たちの武者震いにワクワクが止まりません!!
キングダム772話『それぞれの武運』李牧の縁談
趙軍本陣では、馬南慈が李牧に話しかけます。
これで、李牧が最初から宜安での『第一戦』と番吾での『第二戦』のセットで作戦を立てていたことがわかります。
先の先まで読んでるんだな…李牧って奴は!
怖い存在だぜ。
李牧はさらに、番吾での第二戦に王翦・楊端和が軍を率いてくることまで予想していました。
そんな李牧に馬南慈は縁談を持ち掛けます。
たまたま軍議部屋に入ろうとしていたカイネはノックをする手を止めて聞き耳を立ててしまいます。
馬南慈は「趙の宰相にして三大天かつ武安の城主である李牧には貴族・公族の子女や他国の王女からの縁談が相次いでいる」というのです!!
それを聞いてしまったカイネは、羊飼いの娘である自分・甲冑をまとい人をあやめることすらためらわない自分を李牧と釣り合わないと感じ涙を流します。
カイネ!泣くのは早いぞ!
李牧は馬南慈に「ある程度戦争の片がついたらすべてを辞職して雁門に帰る」と言い切ります!
馬南慈は武安城まで手放すことに驚き、良縁を断ることを確認すると「では誰を伴侶に?」と聞きます。
馬南慈は雁門出身だからね!むしろ嬉しいんじゃないか?
李牧はこう言います。
昔からよく知っていて
ずっと苦楽を共にしている者
側にいて安心する者に李牧『キングダム』772話
ドアの前で泣き続けるカイネの涙は、先刻と全く違う涙でした!!
キングダム772話『それぞれの武運』王翦軍の武者震い
王翦軍は倉央、田里弥、亜光が趙軍の展開の広さを知り、李牧の計略に気を引き締めています。
そして、三人は「この一戦で王翦を六将の三位からトップへ押し上げよう」と話し合うのです。
こんな忠誠心の厚い将とは知らなかったな…
こんなイイ話になると、誰かが命を落とすことになりそうで、
かえってイヤな予感しかしないぜ!
キングダム772話『それぞれの武運』山の民の先陣争い
『山界の死王』と崇められている楊端和だけに、メラ族のキタリ、フィゴ族のダント、猿主族のエンポじい、犬戒族らが戦意の高まりと、楊端和への心の高ぶりを見せます(笑)
ホント笑える、山の民大好き!!
楊端和は彼らに「やかましい。先陣はすでに出ている」と静かに告げます。
そう!もちろんバジオウ、タジフ、シュンメン率いる楊端和の側近たちです!
おお~カッコイイ!乗ってる馬まで気合満々!!
キングダム772話『それぞれの武運』王賁の気合がスゴイ!
玉鳳の軍を率いる王賁!りりしい武者ぶりです。
深手を負っているシーンが長かったから、王賁のひときわ白い高貴な顔が新鮮!
歴史上も大活躍を続けることがわかってるから、「死ぬことはない」って安心して見守れるね!
亜花錦(あかきん)は「第一子が生まれたからと死を恐れるとかえって命とりだ」とアドバイス。
関常(かんじょう)は「若は自分から死地に飛び込むのだから、死を恐れるくらいでよいのだ」と言い返します。
結局二人とも王賁が好きなんだよな!
だから要らぬ心配をしたり、相手の言葉の逆を行きたくなったりするんだ(笑)
いいチームかもな…
関常は王翦軍から移ってきただけに、「王翦将軍の長男」としての王賁を守りたい気持ちが強いんだろうな
王賁はそんな二人に力強く言い切ります。
今の玉鳳は最強だ
勝つべくして勝ち
李牧の首を玉鳳が取る王賁『キングダム』772話
キングダム772話『それぞれの武運』李信と羌瘣が最強
飛信隊も、河了貂が全軍を見渡しながら進んで行きます。
イヤ~この『娘軍師』の貫禄がすごいね!!
この安心感!
隅々まで目が行き届いているカンジがすごいけど、今回の軍はいきなりの三万人!
三万を率いるのは信も初めてだけど、河了貂だって初めて。
ガンバレ娘軍師!
信はそんな大軍から一人離れて羌瘣のもとへ一騎で駆け付けます。
信に呼び止められた羌瘣は頬を染めて微妙な反応を見せます。
あ、プロポーズの件ね!
羌瘣は結婚を考えるより戦に集中したいタイプ。
このギクシャク感はうまくないな…
信は「秦と趙のどっちが強ェのか中華全土が注目してる!」と言います。
そんな中で見せつけてやろうぜ羌瘣。
李信と羌瘣が最強だってよ。
李信『キングダム』772話
信が拳を突き出しながらこう言うのを聞いた羌瘣は、一瞬驚いた表情を見せますが、目が笑い、唇が笑い…
「ああ」と言いながら拳を握って見せます。
やっぱり信は最高だよ!
羌瘣もね!
この二人はかけがえのない戦友なんだよね。
だから羌瘣はこのままでいたいと感じるのかも
羌象の復讐しか考えていなかった羌瘣が、初めて『帰る場所』と思えたのが飛信隊だったからな。
自分の命を差し出してまで生かしたかった信のことは、自分のもの、というよりむしろ『飛信隊の信』でいてほしいのかもしれないよな。
秦軍の前方に見えてきた、地平線を埋め尽くすほどの趙の大軍。
開戦は目前。
キングダム772話李牧の思い人はカイネ!鼻息荒い秦軍それぞれの思い!まとめ
秦軍と趙軍の激突間近!
趙では馬南慈が李牧に縁談を持ち掛けますが、李牧はこの戦が片付いたらカイネと雁門へ帰りたいと言います。
李牧と高貴な娘との縁談を立ち聞きしてしまったカイネは、一度はひどく傷つきますが、やがて喜びの涙にむせび泣きます。
いやーこれはいい。
一方秦軍は、前回の負け戦のリベンジとばかりに、王翦軍、楊端和軍、王賁率いる玉鳳、飛信隊それぞれに熱いキモチを燃やしています。
次週ついに開戦?これは楽しみです!!
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