原泰久先生の人気漫画『キングダム』に登場する桓騎軍の武将・ゼノウ。
ゼノウのプロフィールと活躍シーンをご紹介します。
また、桓騎への忠誠の理由を考察していきます。
『キングダム』ゼノウのプロフィール
名前:ゼノウ
所属:桓騎軍 ゼノウ一家を率いる長
年齢:不詳
体格:蒙武より一回りもデカい
実在の有無:『キングダム』オリジナルキャラクター
初登場:『キングダム』41巻 第447話 総大将動く
死亡:『キングダム』69巻(予定)第748話
使用する武器:先端が球状の巨大なこん棒
スキンヘッドに目はパッチリ、傷(?)だらけの顔が特徴です。
下唇から牙がハミ出してるのが鬼みたいだな!
絶対に敵に回したくないタイプ!
『キングダム』ゼノウの初登場・黒羊戦
紀元前237年。飛信隊8,000人が桓騎軍五万人と合流して趙と戦う黒羊攻略戦。
桓騎軍の中でも『頼みの場面で必ず最大の働きをする』と言われているゼノウ一家は、もとは北の方で猛威を振るっていた野盗団。
戦狂いで獰猛なため、気に食わないと味方まで攻撃してしまう。
そのため、味方でも不用意に近づかないよう気を付けています。
しかし趙の総大将・慶舎は、ゼノウ・雷土という最強の突破力を持った隊を巧みに後続と分断し、窮地に陥れます。
ピンチに陥ったゼノウと雷土の切り札は【火兎(かと)】です!
元・野盗ならではの知恵・火兎は『絶体絶命』『完全包囲』を知らせる笛。
この音を聞いたとたん、我先にと逃げる戦法です。
なりふり構わず一人でも多く逃げおおせた後は…「ぜってェ手ぶらじゃ帰らねェんだよ!」
趙軍が築き上げた丘の上の要塞を全て焼き払って意趣返しをしたのです。
【キングダム 465話ネタバレ】ゼノウさん、再登場きたああああぁぁぁ!!【画像】 https://t.co/U3QUCoNQ3N : 最強ジャンプ放送局 #キングダム #2ch #2chまとめ #少年ジャンプ #漫画 pic.twitter.com/pLzlYSSDk3
— 最強ジャンプ放送局★5chまとめ (@acecrown904) March 3, 2016
蒙武より一回りデカいって…ほとんど巨人だけど?
以前、「キングダムの中でデッカい棍棒振り回してる人見てると田原さん思い出す」的なことを言われてそうかなぁ?とか思ってたんですけど、確かにゼノウ一家が1番見ててしっくりくるし、なんか良いな!って感じるのでした。#キングダム #ゼノウ pic.twitter.com/GHMTDEEl0q
— 具現家 (@kojimir2) March 23, 2016
飛信隊を狩りに出て来た慶舎目掛けて一直線に攻め降りるゼノウ一家!!
慶舎オワタ…と思うと、慶舎は紀彗に助けられるのですが。
慶舎を最もビビらせたのはゼノウだったかもしれません!
『キングダム』ゼノウの活躍・鄴攻め
紀元前236年。趙侵攻の長く厳しい戦いをよそに、桓騎軍は鄴へ入城する手はずを整えていました。
ボロボロになった李牧軍はゼノウ・雷土らに阻まれ、鄴を解放することはできません。
ようやくキングダム最新61巻まで読み終わったー
月並みだけど
王騎の死
蕞での嬴政の檄
成蟜の死
昌平君の離反あたりはあついものがあった。
間違いなく名作やあとゼノウさんのこれすこ pic.twitter.com/GB8JXZ1wDD
— えんぴ (@empitsu4) June 15, 2021
雷土と共に李牧を抑える役目を与えられたはずのゼノウは、鄴の開門を見て勝手に入城。
その猛威に城内は混乱し、ついに陥落したのです。
ゼノウは鄴陥落を一気に進めたと言っていいね!
いや、こんな人、入って来たら怖いもんね。
『キングダム』ゼノウの活躍・宜安攻め
紀元前233年。趙・宜安を攻める秦軍を迎え撃つ李牧。
桓騎は、肥下に向かったと見せかけて、急行する李牧を襲うという作戦を立てました。
こわ!ゼノウ!これで李牧もついに一巻の終わり、と思ってしまいましたが…
しかし次の瞬間にはカイネの矢が!さらに、援軍の数に勝る李牧に押され始めます…
『キングダム』ゼノウ桓騎に対する忠誠の理由は?
バーサーカー的な出番が多い(というよりそれしかない)ゼノウは、桓騎と信頼関係を築くまでの描写がありません。
セリフも「ガンギィ」「ヴォオオオ」「●ね、李牧」くらいなので、想像になります。
もともと「ゼノウ一家」を名乗る盗賊団を率いていたゼノウが桓騎のもとに下った理由は何でしょう。
他の幹部は
- だまし討ち(雷土)
- 取引(摩論)
- ひとめぼれ(黒桜)
といった方法で取り込まれていますが、ゼノウもまた「俺について来い。全部上手くいく」と言い切る桓騎のカリスマのとりこになったのでしょう。
もと野盗という出自なら「そろそろヤバイな。逃げるか」と考えそうなものですが、桓騎の部下は心底桓騎に惚れこんでしまうようです。
男が見てもカッコイイ桓騎に、最後までついていく。
最後はお頭の隣で。
戦国の世の中、ゼノウもまた、桓騎という強烈な光に自ら囚われた一人だったのでしょう。
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