ブラッド・ピット主演映画『ブレット・トレイン』で使用されている音楽をご紹介します。
伊坂幸太郎の原作小説では冴えない男だった主人公が、ハリウッド版ではキレッキレの動きを見せるブラピなわけですから、これはもう別物として楽しめます。
日本文化をモチーフに創り上げた世界観を盛り上げる、まさかの選曲をご紹介しましょう!
きっと映画を見に行きたくなるはず。
- 映画『ブレット・トレイン』音楽監督はドミニク・ルイス
- Stayin’ Alive(ステイン・アライヴ)アヴちゃん(女王蜂)
- I’m forever blowing bubbles(アイム・フォーエヴァー・ブロウイング・バブルス)Engelbert Humperdinck
- Power(パワー)Siiickbrain ft.Pussy Riot
- La Despedida(ラ・デスペディーダ) Alejandro Sanz
- My Time to Shine(マイ・タイム・トゥ・シャイン)UPSAHL
- Kill Me Pretty(キル・ミー・プリティ)奥田民生
- Couple of Fruits(カップル・オブ・フルーツ)Big Fella
- 時には母のない子のように カルメン・マキ
- Sweet Thang(スゥイート・サング)Shuggie Otis
- Five Hundred Miles(ファイブ・ハンドレッド・マイルズ) Song For Memories
- Holding out for a hero (ヒーロー)麻倉未稀
- SUKIYAKI(上を向いて歩こう)坂本九
- I Just Want To Celebrate(アイ・ジャスト・ウォント・トゥ・セレブレイト)Rare Earth
- Momomon(モモもん)Dominic Lewis
- 『ブレット・トレイン』原作三部作紹介
- 映画『ブレット・トレイン』の曲一挙紹介!ここでこの音楽が?まとめ
映画『ブレット・トレイン』音楽監督はドミニク・ルイス
選曲を聞いて年配の監督なのかな?と思いましたが、ドミニク・ルイスさんは1985年1月29日生まれ。
イギリスの映画やテレビ番組の作曲家さんです。
Stayin’ Alive(ステイン・アライヴ)アヴちゃん(女王蜂)
ディスコ・サウンドで幕を開ける映画『ブレット・トレイン』!
1977年大ヒットしたビー・ジーズのステイン・アライヴを『女王蜂』のヴォーカル、アヴちゃんが日本語でカヴァーしています。
ノリノリの音楽が映画のワクワクを予感させてくれます!
Stayin’ Alive(ステイン・アライヴ)MV
レディバグ(ブラッド・ピット)に電話で指示しているのはマリアビートル(サンドラ・ブロック)。艶のある素敵な声です。
東京駅のコインロッカーで7つ道具を受け取り、新幹線に飛び乗ります。
アヴちゃんて何者?
#BulletTrain #ブレット・トレイン
デヴィッド・リーチ監督と対談致しました!
とてもすてきお話しが出来たと思います。
またお会い出来ますように💙https://t.co/eRtslyBjEj pic.twitter.com/QddzJHlLIf— 女王蜂 アヴちゃん (@qb_avu) August 31, 2022
アヴちゃんは、心は女の子、体は男の子。
魅力的な4オクターヴの声の持ち主です!
『女王蜂』という ユニットで音楽活動をしています。
I’m forever blowing bubbles(アイム・フォーエヴァー・ブロウイング・バブルス)Engelbert Humperdinck
レモンとタンジェリンが誘拐されていたサンを助け出したとき、あっという間になぎ倒した敵の数を思い出して数えています。
この曲は英国のサッカーチーム、ウェストハムの公式ソングのようです。
レモンとタンジェリンがイギリス人だからかな?
ポップなメロディが愛しい●し屋二人組のイメージにピッタリです。
Power(パワー)Siiickbrain ft.Pussy Riot
優等生風のカワイコちゃんプリンスが聞いている音楽がパンクっていうのがいい。
好きな音楽には本質が現れる?
大のオトナを手玉に取るプリンスちゃんです。
La Despedida(ラ・デスペディーダ) Alejandro Sanz
メキシコでのウルフの登場場面で印象的に使われていました。
My Time to Shine(マイ・タイム・トゥ・シャイン)UPSAHL
新幹線の中には●し屋の死体が一つ、また一つ…
一体誰が?何のために混乱を引き起こしているのでしょうか?
Kill Me Pretty(キル・ミー・プリティ)奥田民生
日本のイメージを凝縮してるけど、架空の東京から架空の京都までの実在しない新幹線が舞台です。
どこかポップでキッチュな風景の中、登場するホワイト・デスのファミリーの雰囲気に奥田民生さんのサウンドがドハマリします!
貴重なコメント映像!
Couple of Fruits(カップル・オブ・フルーツ)Big Fella
タイトルはレモンとタンジェリンのカップルのことですね。
時には母のない子のように カルメン・マキ
殺し屋だらけの弾丸列車のシーンでこの曲!これが面白いです。
日本人の木村が撃たれる場面だからカルメン・マキさんの曲なのでしょうか?
意外な展開の中、しみじみと哀愁を帯びた歌声が響きます。
Sweet Thang(スゥイート・サング)Shuggie Otis
1971年。時代を感じるサウンドがたまらない。
峰岸とホワイト・デスの因縁が語られるのは映画オリジナルの展開。
ホワイト・デスはロシア人だったんですよねー
Five Hundred Miles(ファイブ・ハンドレッド・マイルズ) Song For Memories
心に沁みるこの曲!
レモンとタンジェリンの心の絆とお互いを思う気持ちが伝わってきます。
原作にない演出も、じーんとしました。
Holding out for a hero (ヒーロー)麻倉未稀
ディスコ・バージョンの『ヒーロー』です(笑)
京都駅に並ぶホワイト・デスと部下たち。
彼らから逃げようと新幹線を動かしてしまうレディバグたちとの緊迫感あふれる戦いに麻倉未稀さんの『ヒーロー』!センスいいですね。
『きかんしゃトーマス』大好きのレモンが「新幹線は運転できない」と弱気になるのが笑えます。
SUKIYAKI(上を向いて歩こう)坂本九
アメリカ人が『日本と言えば』と思い浮かべるのがやはりこの曲なのかなあ。
いい声。口笛に癒されます。
画面の片隅にあったミネラルウォーターのボトルが主役になって、ストーリーを振り返るという仕掛けが面白い!
あそこにもあったし、ここではこう使われていたっけ…意外と重要な役割を果たしています!
←ミネラルウォーターのブランドは『FIJI(フィジー)』。
楽天市場で購入できます。
I Just Want To Celebrate(アイ・ジャスト・ウォント・トゥ・セレブレイト)Rare Earth
エンディング映像もたっぷり楽しませてくれます
曲はレア・アースの『I Just Want To Celebrate』。1971年のヒット曲です。
Momomon(モモもん)Dominic Lewis
日本語で繰り返される「モモもん!」「テレビキッチン」というかわいいフレーズが、バイオレンスシーンを和ませてくれます。
迫力満載のアクションが、どこかとぼけた、笑える感じになるのは、ブラッド・ピットの存在感はもちろん、音楽の力も大きいでしょう!
『ブレット・トレイン』原作三部作紹介
『グラスホッパー』も日本で映画化されている人気作。意味は『バッタ』。
ハリウッド映画『ブレット・トレイン』原作『マリアビートル』。意味は『テントウムシ』
三作目の『アックス(斧)』はカマキリの比喩か?
映画『ブレット・トレイン』の曲一挙紹介!ここでこの音楽が?まとめ
はい!というわけで『ブレット・トレイン』使用曲をご紹介しました。
映像からも音楽からも『日本ぽいもの』を発信していこうという方向性が伝わります。
私たち日本人から見ると「これってないんじゃない??」と思う場面もありますが、ラストの展開を見ると、あえて虚構の世界とわかるようデフォルメされているのかとも考えられます。
ストーリーを比べるなら伊坂幸太郎さんの原作『マリアビートル』の方が面白かったなあと思いますが、ハリウッドが全世界から終結させたキャストたちは、一人一人が愛しくなってしまう人ばかり!とても魅力的でした。
スピード感に溢れた『ブレット・トレイン』の世界を作り上げている音楽も心に残りました。
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コメント
マンダリンではないって思います、、、
ミカン=タンジェリンなので、、、
それ以外はすっごく助かりました!
わんこ様 ご指摘ありがとうございます!どこをどう間違えたのか・・・お恥ずかしい!
さっそく修正させていただきました。これからもよろしくお願いします!!