前作『SING(シング)』では、主人公・コアラのバスター・ムーンがつぶれかけた劇場を復活させようと歌のオーディションをするというストーリーでした。
さてその続編『SING2(シング2)ネクストステージ』は、妻を亡くして以来引きこもっていた往年のロックスターが、歌の力で人生を取り戻す感動のストーリーです。
公開は3月18日から。
あらすじと、日本語吹き替え版試写会での感想をお届けします!
映画『SING2(シング2)ネクストステージ』あらすじ
前回から5年、バスター・ムーンの劇場は大盛況が続きます!
しかしバスターは満足しているわけではありません。
エンターテインメントの聖地・レッド・ショアで自分たちのショーを開催したい!という夢があるのです。
ある日ニュー・ムーン劇場にスカウトが訪れたことをきっかけに、バスター・ムーンはアッシュ、ジョニー、ミーナ、グンターをレッドショアのオーディションに誘います。
彼らはスカウトにダメ出しされたことで弱気になっていますが、ロジータは長年の夢だった!とノリノリ!!
一行は秘書のミス・クローリーとともにバスに乗り込み、ショーのプランを考えながらレッドショアへ向かいます。
レッド・ショアのクリスタル・タワー劇場に出演するためにはジミー・クリスタルのオーディションを通過しなければなりません。
何とかオーディションにもぐりこんだムーン一行はあっさり追い返されそうになり、グンターは単なる思い付きで表舞台から離れている伝説のロック歌手、クレイ・キャロウェイを出演させようと提案してしまいます!
バスター・ムーンが挫けそうになると、劇場のオーナーで往年の大スター、ナナが励ましの言葉をかけてくれます。
夢を追いかける人に挫折はつきものよ。みんなひどい目にあっているわ。
自分を信じて戦いなさい。
ガッツ、スタミナ、信念。
今のあなたに必要なものよ。
自分を変えたいと思っている人には刺さる言葉ですね。
せっかくつかんだチャンスをものにするために、諦めることなく力を尽くす彼らの姿と、名曲の数々、またCGで描かれるハデハデでスケールのでっかいステージも感動です!
ヌーシーはストリート・ダンサー。ダンスが上手くできないと焦るジョニーに音楽に身を任せて踊るようにとアドバイスします。
ヌーシーの特訓で力を発揮できるようになったジョニーのダンスは最高!
ジミー・クリスタルの娘、ポーシャ。
わがままで天然なところもあるけど、歌は才能あり!
ポーシャに振り回されることもあったバスター・ムーンたちですが、ショーに出演し、見事なパフォーマンスを披露します!
クレイを引っ張り出したお手柄はアッシュのもの!
ギターと歌で寄り添い、かたくなだったクレイの心を開かせることができました。
往年のロック・スター、クレイ・キャロウェイは妻を亡くしてから15年、歌うことをやめてしまいました。
世間から離れ引きこもっていたクレイがもういちど歌い始める瞬間を、スクリーンで目撃しましょう!
映画『SING2(シング2)ネクストステージ』日本語吹替版の感想
セリフだけでなく歌詞まで和訳されて、全編日本語で吹き替えられています。
声優さん、アーティストの皆さんが素晴らしく、違和感なく楽しむことができました。
内村光良さんに命を吹き込まれた主役バスター・ムーンは、ステージ上のプロデューサーとしてチームを引っ張って行ったり、時に人間としての(コアラでしたね)弱さを見せたり、バリエーション豊かな絶叫で笑わせてくれたりと、さすがの大活躍でした。
ハリネズミ、アッシュの声は長澤まさみさん。
堂々たる歌をきかせてくれます!
U2の『I Still Haven’t Found What I’m Looking For』で、クレイ・キャロウェイをステージに引き出すシーンは鳥肌ものです!
クレイ・キャロウェイはもちろんB’zの稲葉浩志さん。
セリフ部分は老いたライオンの演技ですが、歌い始めるともろB’zなところが最高です!
ゴリラのジョニーの歌は、心に沁みるんですよね!
スキマスイッチ大橋卓弥さんの歌超素敵でした。
そしてゾウのミーナ。
前作は字幕でトリー・ケリーさんの歌に聞きほれましたが、日本語版は日本が誇る歌姫・MISIAさんが登場!圧巻でした。
キャスト一覧(英語版・日本語吹替版)はこちら!
映画『SING2(シング2)ネクストステージ』あらすじと感想!まとめ
映画『SING2(シング2)ネクストステージ』の日本語吹き替え版を楽しんできましたが、セリフも歌も全編日本語吹替で、違和感なく楽しめます。
吹替の俳優さんたちの歌の上手さにびっくりです!
さらに人気アーティストの出演もあり、非常にハイクオリティな作品になっています。
あなたもぜひ!この作品を見て、歌の力でもっと元気になってみませんか?
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