『燃えよ剣』金田哲演じる藤堂平助はイケメン・江戸っ子・凄腕の剣客

燃えよ剣

お笑いコンビ・はんにゃ金田哲さんが映画『燃えよ剣』新選組八番隊組長・藤堂平助を演じました。

金田さん演じる藤堂平助についてご紹介します。

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藤堂平助を演じるのははんにゃ・金田哲さん

金田哲(かなだ・さとし)さんプロフィール
生年月日:1986年2月6日
出身地:愛知県
身長:178cm
所属:吉本興業(コンビ名:はんにゃ)
父親は剣道の先生、 剣道の腕前は三段。

はんにゃの金田さんがなぜ?と思ったら、剣道三段の腕前だったんですね!

このキャスティングは大成功!

色白で目の大きい金田さんは、お大名の御落胤という設定にもハマるし、剣を持ったら目力が凄い!!んです。

剣道有段者だけあって、剣客としての存在感が自然に備わっていたのではないでしょうか。

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金田哲さんのコメント

岡田さんと2人で少し合わせたときに、レベルが違いすぎてゾッとしました。
岡田さんの身体の使い方、剣の置き方、対峙の仕方……。とにかくすごかったです…

(土方から斬られた傷は)もう一生鏡で見たいなと。
あの夜の岡田さんはカッコよかったですよ、と思い出して。
だから今後もこの傷はつけていこうかなと、自分でぐっと押して、残して。
本当に一生の宝ですね。

他の共演者の方も、岡田准一さんの凄さを語っていましたが、金田さんも崇拝者の一人になったようですね!

コロナ前でしたが、撮影後に夜の京都をパトロールしに行き、ガールズバーへ。(現場が)男ばかりでしたから。
翌日、岡田にガールズバーに行ったことがバレて『藤堂さん、切腹です』と言われて震え上がりました。

現場の雰囲気が伝わって来るエピソードですね!

金田がガールズバーに行った、というのも「いかにも」だし、土方歳三が切腹を申しつけるところもまさに新選組ギャグです!

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藤堂平助とは

伊勢・津の藩主藤堂氏のご落胤(側室の子)と自称する藤堂平助は、千葉周作の道場玄武館(神田於玉ヶ池)の門弟となり、北辰一刀流目録を授けられています。

その後、深川中川町にあった北辰一刀流・伊東大蔵(伊東甲子太郎)の伊東道場にも出入りしています。

その後、天然理心流・近藤勇の道場試衛館に入門し、ほどなくして代稽古などを任されるようになりました。

単純、快活で勇敢な藤堂平助は、近藤勇はじめ、皆に愛される男でした。

平助は、市中見廻りの際には自ら進んで隊の先頭に立ち、また戦闘の際にも常に先陣を切ったことから、魁先生という異名をとっています。

また、写真こそ残ってはいませんが、当時の薩摩藩の報告書に「非常な美男である」との記載が残っています。

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『燃えよ剣』藤堂平助の活躍

池田屋討ち入りの夜は、近藤勇らとともに斬りこみ、一階に入りましたが、頭に深手を負って倒れてしまいました

もうだめかと思われていましたが、何針か縫っただけでめきめきと回復したというのですから、凄い生命力です。

藤堂平助は「小兵」という記録があり、当時の男子の平均身長が155cm~157cmであることから、153cm前後と推定されています。
一方、愛刀の上総介兼重は二尺四寸五分(およそ73cm)もある長寸のもの。
これは180cmくらいの大柄な男性に適したサイズです。
東堂平助は身長の約半分の長さの剣を使いこなしていたことがわかります。

しかしこのころから、北辰一刀流で育った平助には悩みがありました。

新選組は幕府の走狗となり下がり、当初の「報国尽忠」の誓いを外れていると感じていたのです。

藤堂平助は江戸での隊士募集に志願し、伊東甲子太郎を引き入れたのです。

そして伊東甲子太郎の元に集まり、「御陵衛士」として終結、脱隊を決意しました。

同じころ、薩摩藩につくため脱隊を申し出た武田観柳斎は斎藤一によって粛清。

伊東甲子太郎もまた、新選組を撹乱したために暗殺されます。

藤堂平助もまた、新選組の粛清を免れることはできませんでした。

乱闘の初めに脱出できた者もいたというのに、剣に覚えのある藤堂平助は、敵の中へと斬りこむほかはなかったのでしょう。

剣に生きる者は、ついには剣で死ぬ。)これが土方歳三の脳裏をよぎった言葉でした。

藤堂平助、23才でした。

【藤堂平助こぼれ話】
元治元年11月頃(1864年12月頃)、京都四條南座でのこと。
芝居の上演中に酒に酔った新選組隊士らが乱入し、美しい芸者(君尾)を客の男性から奪い取ろうとした。
その際、二階から美貌の若侍がひらりと舞い降りてきて仲裁に入った。
若侍は「伊勢の浪人藤堂平助」と名乗り、
混雑した劇場で他人の女性に手を出すなど新選組らしからぬ振る舞いであると指摘し、町人を苦しめたりせず穏便に済ませるように諌めました。
隊士らも平助の名前を聞くとおとなしく引き下がり、事なきを得たという。
現場に居合わせた人々は、その美しい容姿と軽やかな身のこなしから平助を「今牛若」としきりに褒め称えた。
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『燃えよ剣』藤堂平助のキャラ設定は?明るく勇敢な超イケメン!!まとめ

「藤堂氏のご落胤」藤堂平助は文武両道に優れ、明朗、勇猛な気性で多くの人に愛されました。

しかし、北辰一刀流で学んだ攘夷思想と、新選組の幕府を護るという思想がかみ合わず、鉄の掟から逃れることはできずに、消えて行ってしまいました。

新選組の幹部の中には逃がしてやりたいという気持ちがあったようですが、残念なことです。

小兵ながら剣の使い手、藤堂平八を金田哲さんは現代によみがえらせました!

藤堂平助の人気も、さらに上がるかもしれません。

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