『呪術廻戦14巻』ネタバレ 漏瑚の最後、摩虚羅召喚、さよなら七海

呪術廻戦

 

 

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『呪術廻戦14巻』扉絵の謎

「呪術廻戦14」ジャンプコミックスより

「呪術廻戦14巻」の扉絵は1巻の扉絵の中に虎杖悠仁が書き込まれています。

「呪術廻戦1」ジャンプコミックスより

同じことは「呪術廻戦15」と「呪術廻戦2」でも繰り返されており、このままいくと26巻で13巻の表紙の繰り返しが行われ、26巻で終了する可能性も出てきました。

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呪術廻戦 116話 渋谷事変34

漏瑚(じょうご)が放った巨大な「極ノ番『隕(いん)』」が渋谷のビルを襲う中、宿儺が「火力勝負といこう」と火の術式を繰り出します。

漏瑚は花御(はなみ)と陀艮(だごん)と一緒にいます。
宿儺に敗れたのでしょう。

花御は「まだ真人がいる」「真人はまだまだ強くなる」と言います。
そして「再び生まれ落ちるとき我々はもう我々ではない。それでもまた逢える日を心待ちにしているぞ」と。

漏瑚の前に現れたのは宿儺です。

「オマエはただ焼き尽くすべきだったのだ…だが多少は楽しめたぞ。
千年前戦った中ではマシな方だった。
誇れ。オマエは強い」

漏瑚の目からは涙が流れます。

そこへ現れたのは裏梅
「宿儺様、お迎えに参りました」という。

宿儺が「裏梅か!」と驚くと、「お久しうございます」

たぶん宿儺が封印された1000年前の呪術師です。
1000年たっても若々しいことから、「獄門彊に入っていた」と推測されています。

裏梅は1000年前、宿儺が封印される前に近くに仕えていた人物であり、宿儺の復活に当たって「器を創った」人間が裏梅を獄門彊から出した?
それは誰なのでしょう。

加茂憲倫だとしても、明治時代の人間。
他にも1000年前から生き続けている人間がいるのでしょうか。

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呪術廻戦 117話 渋谷事変35

重面春太に突然襲われた伏黒恵は術式の説明を始めます。

「十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)」は最初に2匹の玉犬だけが与えられる。それ以外の式神は、術師と玉犬で「調伏(ちょうぶく)」を済ませなければ使役はできない。

調伏は複数人でもできるが、その調伏はその後無効になる。
要は、式神は調伏するためならいつでも呼び出せるということ。

そして、歴代十種影法術師の中に調伏できた人間は一人もいないという式神、摩虚羅(まこら)を呼び出します!

「布瑠部由良由良(ふるべゆらゆら)八握剣(やつかのつるぎ)
異戒神将(いかいしんしょう)摩虚羅(まこら)」

伏黒恵は摩虚羅の調伏を重面春太と二人で強制的に始めてしまったのです!
すでに負傷し、失血している恵は、「先に逝く せいぜい頑張れ」と声をかけ、
摩虚羅の一撃で気を失うのでした。

この事態をなぜか察した宿儺は裏梅との会話を
「俺が自由になるのもそう遠い話ではない。ゆめ準備を怠るな。またな裏梅」と打ち切り、二人を助けに現れるのです。

宿儺は仮死状態の恵に掌を当て、治療をしたようです。
そして第三者である自分が摩虚羅を倒し、調伏の儀をなかったことにしようとします。

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呪術廻戦 118話 渋谷事変36

摩虚羅と戦う宿儺は、摩虚羅が大きく振りかぶった剣を右手で受け止めています!
斬られないんかーい!?
この刃は「退魔の剣」という、反転術式同様の正のエネルギーを纏っているようです。

宿儺はすかさず宙を飛び、摩虚羅に打撃を入れていきます。
さらに「解」で斬撃、ダメージを与えます。

しかし、摩虚羅が背負った法陣が回ると傷は癒えています。

宿儺が再び飛ばした斬撃を摩虚羅は見切って弾きます!
そして摩虚羅は宿儺を投げ飛ばし、剣で攻撃してきます。

宿儺はすかさず摩虚羅の顔面を攻撃し、ダメージを負わせます。
しかしまたもや、背中の法陣が回ると、ダメージは癒えているのです。

宿儺は摩虚羅の能力を、「あらゆる事象への適応」と見切り、最初に伏黒恵に会った時なら敗れていたかもしれないと考えるのでした。

そして宿儺は「伏魔御廚子(ふくまみづし)」を領域展開します!

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呪術廻戦 119話 渋谷事変37

「伏魔御廚子」は結界を閉じずに生得領域を具現化します。
伏黒恵に当たらぬよう、半径140m範囲内、呪力を帯びたものは「捌(はち)」呪力の無いものには「解」が絶え間なく浴びせられます。

宿儺の斬撃は「解」と「捌(はち)」。包丁のイラストで説明されています。

これによって摩虚羅だけでなく範囲内の一般人も大勢が巻き込まれてしまいました。(一般人の話題に上っていた狗巻棘の状態がとても心配になります)

ついに摩虚羅にダメージを与えることに成功し、とどめの一撃を加えると、法陣を放り投げます。
そこに居合わせた重面春太もまた、一度は助かったかと思いましたがついにここで力尽きるのでした。

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呪術廻戦 120話 渋谷事変38

渋谷道玄坂で宿儺は「小僧 せいぜい嚙み締めろ」と言って虎杖悠仁と入れ替わります。

荒廃した風景の中、重面春太、一般の人たち、美々子と菜々子、パンダ、日下部…宿儺が攻撃した人たちの記憶が一気に蘇り、虎杖は苦悩するのです。

最初はなんで俺が死刑なんだって思っていた。
しかし、多くの人を殺して、自分だけが生き残った苦しみ。
人を助けたいのに、自分がいるから人が死ぬのか?
このままじゃ俺はただの人殺しだ。
行かなきゃ。
戦わなきゃ。悠仁は歩き出すのです。

渋谷駅。

先の漏瑚との戦いで黒焦げになり片目を失った七海は大量の人造人間を前に、ふと空想します。

マレーシア、クアンタンがいい。
海辺の家で買っておいた本を読むんだ。

七海はちらりと禪院真希と直毘人の心配をしますが、次の瞬間人造人間たちを一瞬で祓います!

しかし七海の前には真人が。心臓の上に掌を載せています。

七海は後輩の灰原のことを思い出します。
灰原の幻は七海の右を指さし、そちらを見ると虎杖悠仁が近づいてきています。
(言ってはいけない)と思いながらも七海は虎杖に「後は頼みます」 と最後の言葉を言い残し、真人の無為転変により死んでしまいます。

虎杖は真人に「オマエはなんなんだ!!」「真人!」と叫び、向かっていきます。

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呪術廻戦 121話 渋谷事変39

虎杖に向けて人造人間のストックを放つ真人。
「多重魂 撥体」を放ち、しかもその口の中から出てきて虎杖の顔面にパンチを飛ばします。

真人の攻撃のパターンが次々と進化しすぎて、何が襲ってくるかわからないですね。

そして先の質問の答えとして「オマエは俺だ」
「そいつを認めない限りオマエは俺に勝てないよ」
この会話は132話に引き継がれます。

七海に後を託された虎杖は「俺は呪術師だ」と真人に向かいます。

真人は虎杖が変形を先読みすると予想し、変形せずに一気に片付けるつもりで撃ちかかります。

虎杖は一瞬姿を消したかのようでしたが、それは真人の足元へ「膝抜き」で滑り込み、「卍蹴り」をブチ込むためだったのです!

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呪術廻戦 122話 渋谷事変40

23:19渋谷駅 道玄坂改札

渋谷駅 道玄坂改札を抜けて逃げる真人、追う虎杖。
真人は人造人間を変形させて攻撃してきます。
それだけでなく、不意に本体でも攻撃してきますが、虎杖は反撃しながら追い続けます。

一般人が二人通りかかり、「危ねえぞ!」と声をかけてきます。
虎杖が「今渋谷に安全なところはないからできるだけ」と避難を勧めると、なんとそのうちの一人の中から真人が強烈なパンチを見舞ってきます!

その人間の皮を脱ぐように真人が出てくるのは見るのもおぞましい光景です。

真人は虎杖のメンタルには改造人間の方が効くことをよく知っているのです。

時間は少し遡り21:30 渋谷駅B4F

「陀艮(だごん)喰っちゃってよ、邪魔だから」と真人が言うと、海の呪霊陀艮はその場にいる大勢の人間を大量の水に浮かべてから丸呑みします。

脹相、漏斗もそれを見ています。
真人は「虎杖を殺しに行く」と告げ、漏瑚が「ならん!」と止めると、二人に分裂して逃げていきます。

23:16道玄坂小路

分身の方の真人は釘崎と遭遇します。

釘崎はこれが虎杖の話していた特級呪霊と気づき、手に触れないように気をつけながら簪、蹴りと攻撃を加えていきます。

呪術廻戦 123話 渋谷事変41

23:14松濤文化村ストリート(帳外)

怪我をした新田明が、釘崎が戦いに行くのを止めようとしています。
しかし釘崎は、「アイツらが戦ってるのに一人だけ帰るなんて私にはできない」と言い切ります。

男前だ!野薔薇!でも単独行動ダメ!ゼッタイ!

一方、渋谷駅で虎杖と戦っている真人本体。通行人を次々使って攻撃してくる真人に虎杖は苦戦しています。

分身と戦っている野薔薇は掌を警戒しています。
しかし実は、分身には人造人間をいじったり、無為転変を使ったりすることはできないのです。

真人は虎杖と違って野薔薇の攻撃は魂に届かないと甘く見ています。
しかし野薔薇は、真人には「共鳴り」が効くのではないかと考えていたのです。

真人の隙を見て簪、共鳴りを撃ち込む野薔薇!

分身に加えた「共鳴り」は本体の魂にダメージを与え、再び分身にフィードバックします!

ここで野薔薇は真人が分身であり、術式が使えないことを知るのです。

呪術廻戦 124話 渋谷事変42

分身の真人はヤバイと思ったか突然逃げだし、悠仁と戦闘中の本体も突然分裂し、そして二人は交錯し、入れ替わるのです。

虎杖は「逃げろ!釘崎!!」と叫びますが、入れ替わりに気づいていない釘崎は、本体と気づかず真人の掌で顔に触れられてしまいました

「呪術廻戦3」ジャンプコミックスより

野薔薇の「共鳴り」が不死身のような真人に効くシーンがカッコいい!
強力な呪霊の真人に対して恐れを見せずに立ち向かう野薔薇が頼もしいです!!

『呪術廻戦14巻』漏瑚の最後、摩虚羅召喚、さよなら七海まとめ

渋谷事変の混沌は加速して、宿儺の大暴れにより漏瑚が死に、多くの一般人に犠牲が出ました。

伏黒が重面春太を倒すために摩虚羅を呼び出し、その始末をつけられるのは宿儺一人でした。
その後入れ替わった虎杖は罪の重さに苦しみます。
七海は真人に殺され、今釘崎と虎杖が真人と戦います。

渋谷事変の状況はさらに混沌とし、呪霊側にも、呪術師側にも大きな被害が出てしまいます。

今回真人と虎杖の「オマエは俺だ」で考えさせられてしまいました。
人はいったん対立してしまうと、「助ける」ことしか考えていなくても、結局は殺し合いになってしまうのでしょうか。
片方が邪悪なら、「祓う」以外の解決はなくなってしまうのでしょうか。

こんなことは漫画のストーリーの中だけにとどまっていてくれることを切に願ってしまいました。

 

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