呪術廻戦アニメ23話は「呪術廻戦7」第57話「起首雷同－参ー」～第59話「起首雷同－伍」からでした。
伏黒恵の初めての領域展開のシーンが見ものです！
一人で特級呪霊を祓う恵の強さがすごい！
恵が背負う過去が切なく、心に刺さります。
八十八橋の呪霊
橋の呪霊はモグラたたきのようにあちこちから顔を出します。
伏黒はすぐに祓える、と踏みますが、釘崎は第三の呪霊に領域外に引き出されてしまいます。
血塗は｢兄者かぁ？」と領域外へ、それを追って虎杖も領域外へ飛び出します。
呪胎九相図「壊相（えそう）」現れる
橋の呪霊の結界の外にいた第三の呪霊は、呪胎九相図の第二の呪胎「壊相（えそう）」でした。
壊相は「呪術師殺しは我々のお遣いには含まれないので退けば見逃す」といいます。
壊相と血塗の目的は、橋の下の呪霊が取り込んでいる宿儺の指の回収なのです。
橋の下の呪霊と伏黒の闘い
伏黒は橋の下の呪霊をついに祓ったかと考えますが、ようやく姿を現したのは凶悪な特級呪霊でした！！
そして伏黒は、何年も前に原因がある一連の事件がなぜ今になって起こるのか、理解します。
1人目の犠牲者が出た6月は、虎杖悠仁が宿儺に受肉させた時。
今まで息をひそめていた宿儺の指は、まるで「共振」のように、受肉によって呪力を解放しているのだと。
恐ろしく強い特級呪霊と闘い、意識が飛んだ伏黒は、五条悟に受けた特訓のことを思い出しています。
「本気でやれ」「もっと欲張れ」
意識を取り戻した伏黒は「布瑠部（ふるべ）・・・」と呪文を唱え始めますが、この捨て身の魔虚羅（まこら）を呼び出す行為を突然中止します。
魔虚羅の続きは物語が進んで渋谷事変の時に考察しましょう。
伏黒は宿儺に「宝の持ち腐れ」と言われたことを思い出し、自分の限界を超えていくのです。
領域展開 『嵌合暗翳庭（かんごうあんえいてい）」を成功させ、必中の領域内で玉犬を呼び出し、ついに特級呪霊を一人で倒してしまいます！！
同級生の中で初めて領域展開に成功した伏黒恵、おめでとう！！
虎杖に一歩先に行かれたという思いから、自ら進んで五条悟の特訓を受け、少し未来の強くなった自分を想像することができたのです。
伏黒恵と津美紀
宿儺は、伏黒が魔虚羅を呼び出さず領域展開に成功したこと、特級呪霊を1人で倒したことで大変ご満悦な様子です。
「呪術廻戦７」ジャンプコミックスより
中学時代の伏黒恵が不良の山に座っているのと同じ構図です！
「呪術廻戦7」ジャンプコミックスより
この俺さまっぷり板についていますね！！
「呪術廻戦7」ジャンプコミックスより
津美紀は伏黒の一つ年上の「姉」ですが血のつながりはありません。
禪院家出身の伏黒パパは、伏黒母と結婚して「伏黒」の姓になり、恵が産まれた後で津美紀の母と蒸発したわけですね。
恵が小１のとき現れた五条悟は、恵が将来呪術師として働くことを担保に、2人の金銭的援助を高専から取り付けます。
伏黒恵と五条悟の間には、ずいぶん長い年月のつながりがあったようですね。
この1年後、津美紀は正体不明の呪いを受けて寝たきりになってしまうのです。
悪かったよ ガキだったんだ
謝るからさ、さっさと起きろよ バカ姉貴「呪術廻戦7」ジャンプコミックスより
子ども2人で身を寄せ合うように暮らしてきた。
いつも優しく恵を肯定してくれる善人の津美紀が、恵のことを選んで心配してくれていたと気づいたとき、恵もまた津美紀を選んで助けることを決めたのです。
釘崎野薔薇、虎杖悠仁×壊相（えそう）
呪胎九相図の2番目の兄、壊相（えそう）は結界から出てきた宿儺の指の気配に気づき、釘崎野薔薇の前から後退して指のところに行こうとします。
釘崎は壊相を追いますが、壊相は「私、自分の背中がコンプレックスでして」と背中を見るなと警告します。
「呪術廻戦7」ジャンプコミックスより
その途端、壊相の背後に結界から飛び出した虎杖悠仁と血塗（けちず）。
「見たなあ！」と逆上する壊相に慌てる二人。
呪胎九相図の三兄弟はやはり「憎めないキャラ」だとよくわかる一コマです。
この隙にと攻撃に出る釘崎。
攻撃を受けた壊相は「蝕爛腐術 『極ノ番 翅王（しおう）』」を繰り出します。
まとめ
呪術廻戦アニメ23話は「呪術廻戦7」第57話「起首雷同－参ー」～第59話「起首雷同－伍」からでした。
伏黒恵が領域展開に成功するまでに、五条悟に特訓を受けていたシーン、幼い伏黒恵と津美紀を禪院家から自由にしてくれた経緯も説明され、伏黒と五条の深い絆が理解できる回でもありました。
また、宿儺の受肉によって急激に呪霊たちの動きが活性化したこともわかり、今後の展開がますます楽しみになってきました！
