『葬送のフリーレン』のキャラクター、フェルンが『めんどくさい』と言われちゃってますね(笑)
フェルンが『めんどくさい』と思われたシーンを振り返り、フェルンの心理を考察していきます。
『葬送のフリーレン』フェルンがめんどくさいと言われたシーンはここ!
フリーレンとフェルン、シュタルクの三人は一緒に旅を続けます。
途中僧侶のザインがパーティーに加わりますが、不器用なシュタルクとフェルンの喧嘩の仲裁をする羽目に(笑)
ザインに「シュタルクのこと嫌いか?」と聞かれたフェルンが、「なんでそんなことを聞くんですか?そう見えますか?」と答えたシーンが「めんどくさい」と言われています!
(『葬送のフリーレン』4巻第35話『旅立ちのきっかけ』p.144)
【葬送のフリーレン】フェルン、ちょっとめんどくさい
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また、パン屋に買い出しに行き、シュタルクが『あの、フェルンさん。どれにしましょうか?」と聞いてあげた時も「別にどれでも。シュタルク様選んでいいですよ。」という答え。
シュタルクは「これ、どうでもよくないときのやつだ…」と過去の経験からピンときて「どうしよう…」と悩んでしまいます。(『葬送のフリーレン』5巻『フェルンと焼き菓子』)
まあたしかに、相手に気を遣わせる受け答えかも!
どうでもよくないってわかってるんだからな!
「相手に自分のことを考えさせる」という面倒くさい癖があるそもそも『フェルン、めんどくさい』の元ネタはフェルン自身のセリフ
フェルンがフリーレンと旅に出たのは勇者ヒンメルの死から25年後。この時フェルンは14歳。
シュタルクがフリーレンとフェルンのパーティーに入ったのは勇者ヒンメルの死から28年後です。
この時シュタルクとフェルンは17歳。
フェルンは最初からシュタルクに愛想良く接してはいませんでした。
『葬送のフリーレン』フェルンはシュタルクのことどう思ってる?
その理由は、
- 戦いの経験がなかったシュタルクのビビりぶりに、はなからシュタルクを軽く見てしまったこと(のちに考えを改めます)。
- シュタルクを男性として意識するほどフェルン自身も成長していなかったこと。
シュタルクも年の割には子どもっぽいけど、フェルンも子どもっぽいところがあるよね(笑)
フェルン、シュタルクに「面倒くさいなこいつ」とつぶやく①
シュタルクは雑な扱いに耐え切れず「愛想よくして…」と頼みますが、フェルンはその時「面倒くさいなこいつ」とつぶやくのです。
意外とダークだな!フェルン
フェルン、シュタルクに「面倒くさいなこいつ」とつぶやく②
勇者ヒンメルの死から29年後。
シュタルクとフェルンは18歳です。
シュタルクは、フリーレンのパーティーにいる意味をはっきり自覚しています。
あの夜にフェルンが俺の背中を押してくれたから……
臆病な俺をここまで引っ張ってきてくれたのはフリーレンだけじゃないんだぜ
しかしシュタルクが「だからもっと優しくして」と頼むと、フェルンはハグして撫でようとでも思ったのか、いきなり「じゃあおいで」と両手を広げて見せます。
シュタルクはどう反応すべきかわからず、「怖い!」とビビります(笑)
それを見たフェルンはまたも「面倒くさいなこいつ」とつぶやいてしまうのです。
ぷぷ…またか!
送のフリーレン』フェルンの特殊な生い立ち
フェルンは勇者ヒンメルの死から11年後、南側諸国に生まれました。
しかしフェルンは幼い時に両親を亡くし、戦争孤児となり、自死を選ぼうとする直前、僧侶ハイターに出会います。
フェルンは尊敬するハイターに育てられたので、自然と目上の人に対する礼儀や言葉遣いを身につけることができたでしょう。
しかし、フェルンと同年代の人間と、友人として接したり、異性の存在を意識したりという経験は少なかったのかもしれません。
その後、一緒に旅をしてきたのがフリーレンなのですから、同年代の男子に愛想良く接するのはムリかもしれませんね。
フリーレンは誰に対してもそっけない態度だからなあ
『葬送のフリーレン』フェルンがめんどくさいのもそろそろ終わり?
勇者ヒンメルの死から30年後。
北部高原ヴァイゼ。
戦い終えて全力を出し尽くしたフェルンは空中からシュタルクの腕の中に落ちてきます。
「大丈夫か?」と心配するシュタルクに、フェルンは
「魔力切れです」とだけ伝えますが、安堵の表情を浮かべ、シュタルクを信頼している様子を見せています。
そろそろ「めんどくさい」フェルンも終わり、シュタルクとフェルンも安定した関係になっていくのかもしれません!
『葬送のフリーレン』フェルンがめんどくさいと言われる理由は?まとめ
フェルンは相手がシュタルクの時、あるいはザインの時に「明確な答えを返さず、相手に考えさせる」という面倒くさい返しをしています。
そもそもフェルンはシュタルクに対して「こいつ面倒くさいな」とバッサリ行ってることが二度もあったので、読者からは『フェルン面倒くさい!』と言われてしまっています。
しかし、フェルンは同年代の友だちや異性と接することがほとんどなかったのかもしれません。
フェルンは相手に対する好意や甘えをうまく表現することができず、不器用な表現になってしまっているのがこの「面倒くささ」なのではないでしょうか。
シュタルクとは背中を預け合う戦友としての信頼関係もできてきたので、そろそろこんな態度を卒業して、もっと素直なフェルンがみられるかもしれませんね。
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