呪術廻戦アニメ18話は「呪術廻戦5」43話「京都姉妹校交流会-団体戦⑩-」~「呪術廻戦6」46話「時間」からでした。
ここでは京都校3年の加茂憲紀の術式、背景が語られます。
そして、実は虎杖悠仁を狙った「団体戦」が強力な特級呪霊たちの侵入により突然終わり、呪霊たちの攻撃を受ける様子が描かれます。
伏黒恵×加茂憲紀(かものりとし)
京都校3年 加茂憲紀と伏黒恵の突然のバトルで始まります!
加茂の呪具は弓矢ですが、放たれた矢はまっすぐ飛ばず、不規則な軌道で対に迫ります。
恵の式神「蝦蟇(がま)」が、背後からも飛んでくる矢から恵を守ります。
加茂家の術式、「赤血操術(せっけつそうじゅつ)」で自身の血と、それが付着したものを操るのです。
自身の血を操る「赤鱗躍動」は、体温、脈拍、赤血球量などの血中成分まで自由自在にする術式。手ごわい相手です。
呪力を使うと加茂憲紀の右目の周りに浮かび上がってくる赤い術式の紋様が怖いですねー!
狗巻棘×三輪霞
「かーーたな、とーられちゃったよー♪」
真希の攻撃から辛くも逃れた三輪でしたが、戦力を失ってしまったことに呆然とし、
「タピオカって、言うほどおいしいか?」
などと全く関係ないことを考え始めています。
(これって、あるあるですよねー)
その時、携帯にメカ丸からの着信が。
「はい、役立たず三輪です」と応答した途端、狗巻棘の声が「眠れ」と!
三輪霞、あっけなく棄権となります。
これ、凄いですね!携帯でもいいのか。
メカ丸からの着信、と油断して電話を取る三輪ちゃんが可愛いですね。
普段も仲いいんだろうな、と思ってしまうエピソードでした。
この後のシーンで狗巻棘がメカ丸の左腕とスマホを持っている場面があります。
メカ丸と戦い終えた時、パンダが「忘れてた、携帯貸して」と言っていましたね。
抵抗するメカ丸の腕ごと、玉犬に運ばせたのでしょう。
加茂憲紀との会話で伏黒恵が「玉犬が仕事中だっつーの」と言っているのはこのことだったんですねー。
森に放たれた呪霊
三輪が眠らされたのをモニターで見た京都校の庵歌姫は「呪霊がうろつく森は危険だから回収に行く」と言います。
実は京都校側は、フィールドに放たれるべき2級呪霊を準1級に変更し、虎杖悠仁を始末するつもりだったのです。
狗巻棘が準1級呪霊の気配を感じた次の瞬間、現れたのは特級呪霊、花御(はなみ)でした!
さらに、真人と呪詛師組屋鞣造(じゅうぞう)も姿を見せて、京都側の思惑からも大きく外れて展開していきます。
鞣造の「五条悟は190cmあるんだろう?いいハンガーラックが作れる」というセリフがなんとも不気味です!
再び、伏黒恵×加茂憲紀
加茂家憲紀の母は側女(そばめ)だったが、当主の正室が男児を産めなかったため、憲紀は嫡男と偽って育てられました。
「ならば、加茂家次代当主として」
加茂憲紀自身が高いプライドを持っていることがわかります。
そんな回想シーンから、恵と憲紀の戦闘シーンへ。
憲紀は恵の高い戦闘能力を知り「いずれは御三家を支える人材」と認めて親近感を抱きます。
「虎杖悠仁を祓うことが加茂家の人間として正しい判断だ」と恵を説得しようとします。
しかし恵は「俺は禅院家とは関係ない」と拒絶します。
「俺は自分の良心に従って人を助ける」と式神「満象(ばんしょう)」を呼びます。
さらに「鵺(ぬえ)」を召喚し、憲紀も鵺を「赤血操術・赤縛(せきばく)」で無力化しようとしたその時、花御の攻撃が始まります。
そして謎の呪詛師、組屋鞣造は「楽しみだなあ、ハンガーラック」とつぶやき、帳を下ろすのでした。
加茂憲紀の思い
側女であった母の元から引き離され、加茂家嫡男として、次期当主として誇り高く生きている加茂憲紀ですが、母への思いは常に大切に抱き続けています。
「加茂家嫡男として」正しい判断をしなければならない、それは母様のために。
そして加茂憲紀は「負けるわけにはいかない」。
加茂憲紀の母親は現在どうしているのか、まだ説明はありませんが、離れてひっそりと暮らしているのではないでしょうか。
ですので、そんな思いをして身を引いている母様のために、憲紀は加茂家次期当主として誇り高く、強く、正しくあらねばならないと考えているのでしょう。
団体戦終了
観覧席ではすべての呪霊がいっせいに祓われたことが示されますが、さすがに様子がおかしいと気づいた五条悟、歌姫、楽厳寺学長は生徒たちを救いに行きます。
夜蛾学長は「天元様のところへ行く」と言い、冥冥は生徒各人の位置確認のため、観覧席に残ります。
五条たちが帳のところまで来てみると、どうやら帳は「五条悟だけを進入禁止」にし、他のものは出入りできる性質のようです。
「よほど腕の立つ呪詛師がいる」と身構えて、楽厳寺学長と歌姫の二人が帳の中へ。
京都校学長楽厳寺嘉伸×呪詛師組屋鞣造
待ち構えていたのは呪詛師、組屋鞣造(くみやじゅうぞう)でした。
まさかの学長自らバトルに参戦?そのバトルスタイルがこれ!!
学長ロック野郎だったんですね!ジミヘンかぁ。
そういえば両耳、鼻、唇とピアスだらけでしたよね・・・
今までの楽厳寺学長といえば、
①呪術界の「上」の存在で、五条悟は楽厳寺に反感を抱いている
②呪術界の規則を守るため、虎杖悠仁を処刑しようとしている
③執行猶予が付いた虎杖に対して、少年院で特級呪霊を放った
④同じく虎杖に対して、交流会では京都校の生徒と準1級呪霊を放った
など、『ジジイっぷり』全開で描かれてきました。
一転、生徒を救うため自ら帳の中へ入り呪詛師の前に立ちはだかる楽厳寺ときたら、着物の下はTシャツ、呪具はエレキギターGibson Flying V!
第52話では学長自身がアンプであり、「奏でた旋律を増幅させ呪力として撃ち出す術式」と解説されています。
カッコいい!学長!!
帳の中・呪霊との戦い
帳の中では、異変に気付いた伏黒恵が五条に電話しようとします。
そこへ突然現れた花御が電話を弾き飛ばします。
狗巻棘が「動くな」と呪言をとなえ、加茂が赤血操術「苅祓(かりばらい)」を放ち、恵が「鵺」を呼び寄せます。総力戦です!
恵が影の中から刀を取り出し切りかかると、それを見た加茂は「どこに隠し持っていたんだ?」と不思議がります。
戦う生徒たちの頭の中に、なぜか花御の思考
「やめなさい、愚かな子よ」
「私はただこの星を守りたいだけ」
「人間のいない時間、、、死して賢者となりなさい」が流れ込むのでした。
呪術廻戦アニメ18話予想 まとめ
今回は「御三家の嫡男として」育てられた加茂憲紀の術式が開示されていきます。
また、邪悪な呪詛師らが率いる特級呪霊の侵入により、京都姉妹校交流会の団体戦は唐突に終わりを告げました。
この緊急事態はどのように展開していくのか?
次週が楽しみです。