介億(かいおく)。昌平君の副官であり、軍師学校では河了貂や蒙毅の先生でした。
強烈な個性の介億は「いったいどんな人?」と気になりますよね!
この介億の人柄と優秀さがわかるエピソードをご紹介していきます。
『キングダム』介億の初登場は合従軍編
紀元前241年合従軍の戦いで、李牧自ら咸陽を狙い、蕞(さい)での攻防戦が始まります。
開戦の直前、昌平君の命令で介億以下百名が蕞(さい)に送られてきます。
しかもそのうち50名は指揮官級という、精鋭軍です!
軍師学校の先生が来てくれたのですから、河了貂は「本当にすごい人が来てくれたっ!やったっ!」と大喜びです。
蒙毅や他2人の軍師学校の仲間も来てくれて、うれし涙を見せる河了貂。
直前まで「一人で仕切れるのか」と不安でいっぱいだった河了貂なんだから、嬉しいよね!
すると、そんな河了貂に介億はこう言うのです。
わっはっは、泣くな河了貂。
お前の涙はこの戦に勝利した時と、お前が男を知った時にこそふさわしい。うっふっふ介億『キングダム』31巻p.72
こんな緊迫の場面でふざけているのか、本気なのか、わからない発言で場を和ませてしまいました。
『キングダム』介億のヴィジュアルの破壊力
王騎将軍も強烈な外見の持ち主でしたが、介億のルックスも『ただ者ではない』感満載です!
一体どうなっているのか、左右にネコ耳のごとく立ち上げた前髪、ツインテールの長髪、ドジョウひげにアゴヒゲ、極めつけは弓型の長ーい眉と、まるで悪人のような眼つきの悪さです!!
先生、緊張感なくなるから、ヒゲいじるのやめてー!
さらに耳にはいくつものピアスが光っています。
これから大いに活躍するキャラ的な作り込みですね!
『キングダム』介億の有能さがスゴイ
民兵ばかりしかも長引く蕞(さい)攻防戦では、介億が『軍師の力』をまざまざと見せてくれました。
限られた兵力を最後の最後まで使いまわして、楊端和率いる山の民の加勢まで、李牧軍を防ぎ続けることができたのは、ひとえに介億の力と言えるでしょう!
『キングダム』介億の好みがヤバイ!
蕞での戦が終わった夜。
宴の席で見せた介億先生の視線がヤバイ!
確実に壁(へき)狙いですよね!
先生そっちの趣味だったんですね…
『キングダム』介億最高にかっこいい瞬間はここだ!!
紀元前238年、雍・蘄年宮(きねんきゅう)にて嬴政(えいせい)加冠の儀が行われました。
その後、昌平君は呂不韋に嫪毐(ろうあい)の反乱鎮圧のため、昌文君と共に咸陽に行くと告げます。
この瞬間、昌文君は呂不韋と袂を分かったのだと言えるでしょう。
呂氏四柱・李斯から非難の言葉を浴びせられた昌平君は、李斯には一言も返さずただ
「行くぞ介億」。
咸陽に向けてひた走る介億、昌平君。
介億、何やら嬉しそうな顔してませんか。
介億『キングダム』39巻p.101ついに咸陽に着き、ほら貝を吹き鳴らす介億先生!!
最高にかっこいい瞬間です。昌文君や蒙毅も一緒ですね。
昌平君の戦術は『包雷』。
離れた場所からそれに気づいた河了貂は反応して壁を作り、昌平君が戎籊公(じゅうてきこう)ワテギを討つ舞台を作ります。
昌平君が戎籊公を討つと、介億は高らかに勝利宣言をします。
また、蔡沢亡き後、昌文君が李斯を法律家として登用する場面でも、存在感を見せています。
『キングダム』介億は実在した?
史実には介億という軍師の記録はありません。
作者の原泰久先生の創作キャラのようです。
介億、名前だけは先に出ていたんですよね。その名前は気に入っていて、昌平君の陣営にも名のあるキャラを立てておかないとと思い、彼が生まれました。
介億の存在も、後々の展開で効いてきます。キャラ的にはちょっと王騎に近いところもあるんですけどね。なんか気持ち悪い人が欲しかったんです(笑)
『キングダム公式ガイドブック覇道列紀』原泰久
『キングダム』介億は実在した?キャラクター丸わかりのエピソードまとめ
介億の合従軍での活躍、嫪毐(ろうあい)の反乱鎮圧での活躍をご紹介しました。
見れば見るほど凝ったキャラですね!
このあと、昌平君について行きどのような行動をとるのか?
介億の活躍を見届けていきましょう!
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