アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』第9話のあらすじをご紹介します。
第9話は第8話の続きです。
ヴァイオレットは少佐を喪った悲しみに打ちひしがれ、それと同時に過去の自分が犯してきた罪に苦しみます。
どん底のヴァイオレットを救ったものは…?
心に残る名セリフもじっくりとお楽しみください。
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』第9話/回想:インテンス奪還作戦
撃たれた少佐に逃げろと命令されたヴァイオレットは、少佐を連れて逃げようとします。
小さな体で少佐に肩を貸して逃げるヴァイオレットの右腕を、敵の銃が襲います。
しかし、敵の爆薬は、ヴァイオレットの左腕をもぎ取ります。
それでも少佐をくわえて引きずろうとするヴァイオレット。
少佐はそんなヴァイオレットに、言葉をかけます。
君は生きて 自由になりなさい
心から 愛してる
あいってなんですか?
砲撃の寸前に、少佐はヴァイオレットを塔の外に放り出したようです。
少佐の遺体は見つからず、認識票だけが瓦礫の下から発見されました。
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』第9話/インテンス大聖堂跡
ホッジンズがヴァイオレットを迎えに来ました。
やはり、この最後の戦場で、雨に打たれていたのです。
わたしは少佐のいらっしゃる所にしか行けません
そう言って拒むヴァイオレットでしたが、ベネディクトが車に乗せて連れて帰ってくれます。
ホッジンズは、今までドールとして頑張ってきたことを褒め、もう少佐の命令がなくても生きていけるはずだ、と言います。
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』第9話/C.H郵便社
郵便社に帰ってきたものの、部屋に引きこもるヴァイオレット。
心配したカトレアが様子を見に行きます。
わたしはホッジンズ社長がおっしゃった通り
燃えているのです。
自分がしてきたことで。
「あの子は何もかもなくしてしまった」というカトレアに、ホッジンズは
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』第9話/C.H郵便社
届かなくていい手紙なんてないんだ。
伝えたかったの。心配してるって。それから、あなたの事を、待ってるって。
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』第9話/ドールの仕事
その名に ふさわしい
その名が 似合う
ホッジンズ社長のところに行ったヴァイオレットはこう聞きます
社長のおっしゃる通り 私はたくさんの火傷をしていました。
いいのでしょうか。
私は自動手記人形でいていいのでしょうか。
生きていていいのでしょうか
ホッジンズの答え。
でもきみが自動手記人形サービスとしてやってきたことも、消えないんだよ。」
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』アニメ9話あらすじと名セリフまとめ
どん底のヴァイオレットを救ってくれたものは、心を寄せてくれる友達がいるということ。
手紙を届けるという仕事。
ルクリアのお兄さんが手紙の依頼をしてくれたこと。
過去の仕事を思い出すことができたこと。
道具として使われてきたマイナスの記憶を、現在のプラスの仕事が打ち消してくれるということなのです。
ルクリアのお兄さん同様、人はどこからでも、変わることができるのです。
しかし少佐を喪った悲しみはどう埋め合わせたらよいのでしょう?
ヴァイオレットに新しい愛が訪れるとき、ようやく癒えていく悲しみなのかもしれません。
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