映画『燃えよ剣』では、斎藤一役を演じた松下洸平さん。
松下さんがインタビューで「(斎藤一は)誰よりも土方さんのことを愛していたし尊敬していたのではないかと思います。」と語っていたのが印象的で、原作ファンとしては嬉しい一言でした!
松下洸平さんの斎藤一、見どころをまとめてみました。
『燃えよ剣』松下洸平さんの斎藤一見どころチェック①左利き剣士の殺陣(たて)
「新選組」だったら本格的な剣技がなければ!
(オーディションで、原田監督が)『君は左利きでしょう』と見抜いてくださって、『斎藤一でいこうか』と言われました。その後、たくさんの方を見られたでしょうし、その場で即決というわけではなかったのですが、原田監督の中ではその時点で斎藤一は松下でと想像してくださったみたいです。
松下洸平インタビューより(c)2020「燃えよ剣」製作委員会
原田監督の「斎藤一は左利き」というこだわりを見せてのキャスティングでした。
「まず、岡田さんから言われたのが、『斎藤はアサシン(暗殺者)のようにいてほしい』ということ。どこか謎めいていて、あまり感情を表情に出さず、淡々と人を斬っていく……そんなイメージで、岡田さんが自ら殺陣を考え、僕に伝授してくれました」
「シネマトゥデイ」インタビューより
さすが岡田准一さん!斎藤一の凄みを「アサシン」の一言でとらえていらっしゃいます!
『燃えよ剣』松下洸平さんの斎藤一見どころチェック②土方歳三をだれよりも信じた男「諾斎」
自らを「諾斎」と称して土方歳三を信じ、ついて行った男、斎藤一。
「なんでもあんたのいうことをきく。だから諾斎」
『燃えよ剣』下巻より
新選組の仲間が減って行っても、松前城で江戸へ戻る命令を下されるまで土方とともに戦いました。
斎藤一であれば常に土方さんの参謀として護衛に周り、土方さんが前だけを見つめて突き進めるように、常に横にいる。そういう間柄を殺陣を使って表現する。意外と、斎藤が側にいるときは土方さんは刀を振ってない。斎藤に任せているんです」
松下洸平インタビューより(c)2020「燃えよ剣」製作委員会
読者の愛する斎藤一像をしっかりとつかんで、演技の中で見せてくれました。
斎藤と土方の信頼関係を見事に演じ切っています!
『燃えよ剣』松下洸平さんの斎藤一見どころチェック③仕事人・斎藤一
伊東甲子太郎らが「御陵衛士」として分裂していった際、斎藤一はスパイとして内部に潜り込み、伊東甲子太郎を討つとなると重要情報を新選組にもたらします。
斎藤一ほどの男だからこそ、絶対的忠誠心と信念がなければ出来ないことだな!
新選組の鉄の掟の番人としての仕事だよな!
人気俳優として大ブレイク中の松下洸平さんのオーラは、斎藤一の胸に燃える信念を鮮やかに表現して魅せてくれました!
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映画『燃えよ剣』での松下洸平さんの見どころは、本物の左利きならではの迫力ある剣技、土方を信じる男の生きざま、仕事人としてのプロフェッショナルな在り方。
インタビューの中で、斎藤一ファンをうならせる役の理解を見せてくれた松下洸平さんです。
大スクリーンの中でひときわ輝く松下洸平さんをぜひごらんになってください!
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