アニメ『葬送のフリーレン』15話『厄介ごとの匂い』は、原作『葬送のフリーレン』4巻31話『混沌花』から32話『オルデン家』まででした。
あらすじと感想をご紹介します。
『葬送のフリーレン』15話『厄介ごとの匂い』あらすじ|ザインのあこがれ
勇者ヒンメルの死から29年後。
北側諸国ラオブ丘陵。
ザインは「このパーティーに足りないもの」は何かと皆に問います。
フェルンはしれっと「シーフ(盗賊)でしょうか。フリーレン様がミミックに引っかかるので」と答えます(笑)
ドラクエやFFではおなじみのネタだね!
『葬送のフリーレン』がRPGのスタイルで語られていることを再認識させるセリフだね
ザインの「足りないものはお姉さんだ!」という切ない叫びも、たしかにゲームのキャラには色っぽいお姉さんいたなあ…と納得。
エアリスかわいいんだけどっ
可愛いんだけど、やっぱエアリスの相方はザックスでいてほしいんだよなぁ😭😭 pic.twitter.com/LoNR9GNkoL— ぺるそな (@personaFF14) December 3, 2023
ドラクエでも「お色気」「投げキッス」で攻撃するキャラいますからね…
ゼシカとか。
#DragonQuest #ゼシカ #DQ8 pic.twitter.com/10vw1DCtMC
— DQ8 Jessica (@JessicaDq811268) December 5, 2023
ザインはそんなキャラと旅したいのでしょう(笑)
どこかザインがでお姉さんと巡り合えますように!
『葬送のフリーレン』15話『厄介ごとの匂い』あらすじ|呪いで眠る村
そんな4人がついた村では、不思議なことに村人たちはみな路上で倒れて眠っています。
フリーレンはその光景を見て「厄介事の匂いがするし次の村に行こうか。」と言いますが、ザインがこれは「呪い」のせいと見破ります。
これは僧侶の領域。
優秀な僧侶のザインは、呪いをかけた発信源を叩きに行こうと言います。
ヒンメルならそうするね…
呪いは現在進行形で、まずはシュタルクが、そしてフェルンが眠りに落ちてしまいます。
とうとう眠くなってきたフリーレンは、こう言い残して眠ってしまいます。
じゃあザイン。
魔物が出たら起こしてね。
一人で戦っちゃ駄目だよ。私が必ず倒すから…フリーレン『葬送のフリーレン』4巻31話
『葬送のフリーレン』15話『厄介ごとの匂い』あらすじ|ザインの攻撃魔法
魔物の本体『混沌花』を見つけたザインは、弱点は核(コア)であることを見抜き、女神さまの攻撃魔法『女神の三槍』を放ちます。
しかし混沌花は、鏡のような葉を操り、攻撃を反射してきます!
何が起こったかと呆然とするザイン。
このまま攻撃を続けても、反射された攻撃は、近くで眠るフリーレンを傷つけるかもしれません。
今フリーレンを起こしたとして、ザインの魔法では5秒が限度。
フリーレンには、混沌花に反射されるより早く、正確に、核だけを撃ってもらわないといけないのですが、5秒では何の説明もできません。
フリーレンの魔法が混沌花に反射させられたら、あたり一帯が消し飛ぶほどの被害が出るかもしれないのです。
しかしザインは、ハイターを思い出し、またフリーレンが眠る前に言った言葉を思い出し、女神様の魔法『目覚めの解呪』でフリーレンを起こします。
『葬送のフリーレン』15話『厄介ごとの匂い』あらすじ|フリーレンを信じるザイン
ザインは、フリーレンを起こすと「フリーレン!核だけを」と言いますが、フリーレンはその瞬間にもう混沌花の核だけを素早く一撃で打ち抜いていました。
「うん。わかった。」と返事をしたのは混沌花を倒した後です。
村の人々を代表して、きれいなお姉さんがお礼を言ってくれました。
フリーレンも、「今回生きて帰れたのはザインのおかげ」とザインの頭をなでてくれました。
ザインは村の綺麗なお姉さんを思い出しながら、旅を続けます。
『葬送のフリーレン』15話『厄介ごとの匂い』あらすじ|オルデン家
勇者ヒンメルの死から29年後。北側諸国要塞都市フォーリヒ。
グラナト伯爵領から、魔法都市オイサーストへ向かう中継地点です。
オイサーストでは1級魔法使い試験が行われるんだったよね!
路銀のつきかけた一行ですが、北側諸国三大騎士オルデン家の当主がシュタルクに目をつけ、一行を強引に屋敷に連れ帰ります。
オルデン卿の長男・ヴィルトが戦死したことを隠し、三か月後の社交界ではシュタルクにヴィルトの替え玉を演じて欲しいということです。
政に瓜二つの漂が、昌文君に目を付けられて宮殿に連れていかれた事を思い出しちゃうね…(『キングダム』1巻)
『路銀のため』シュタルクにその役を果たさせることにしますが、シュタルクは礼儀作法、ダンス、勉強まで詰め込まれ、かなり大変そう。
しかしシュタルクは
- オルデン卿が次男のムートに剣を教えて、後継ぎとして育てているのを知ったこと
- フェルンも作法とダンスを叩きこまれ、社交界で一緒に踊れたこと
という良い思い出ができたようです。
フェルンとシュタルクのダンスシーン フル。
―『葬送のフリーレン』
第15話「厄介事の匂い」より。#フリーレン #frieren pic.twitter.com/abgS0dyrf0— 『葬送のフリーレン』アニメ公式 (@Anime_Frieren) December 19, 2023
俺も心にもない言葉を言っちまったんだ。育ての親にさ。
だから旅の土産話をたっぷりと持って帰らねぇと駄目なんだ。
シュタルク『葬送のフリーレン』4巻32話
フェルンとシュタルクのダンスのシーン良かったな!
漫画ではさりげなく描かれる、シュタルクがフェルンの手を握る『間』が描かれてドキドキしたよ!
アニメならではのイメージの広がりが感じられたよ。
『葬送のフリーレン』15話『厄介ごとの匂い』見どころと感想
まずはザインの「綺麗なお姉さん」幻想。
原作にはイメージ画像はありませんが、アニメでは何らかの形でザインの理想イメージが示されるかもしれません。
次に混沌花とザインの戦闘。
仲間が3人とも眠らされ、魔力を吸い取られている間に、僧侶のザインは耐性を生かしてたった一人、女神さまの魔法で攻撃します。
そしてザインがフリーレンを信頼し、フリーレンが一撃で混沌花を倒す場面。
漫画ではほんの2,3コマですが、これがアニメでどんな風に表現されるか、とても楽しみですね。
また、オルデン卿の長男の替え玉を演じるシュタルクと、まきこまれたフェルンとのダンスの場面も良かったです。
こんな風に寄り道をして路銀を稼ぎながらの旅を、ヒンメル達ともしてきたんだろうなと考え、ほのぼのしました。
次回『葬送のフリーレン』16話は『長寿友達』です。
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