呪術廻戦アニメ12話はコミックス4巻第26話「いつかの君へ」~28話「もしも」からでした。
この回は、吉野順平の通う里桜高校に「帳(とばり)」が下りるところから始まります。
補助監督員の伊地知さんの制止を振り切って、悠仁は順平を助けるために現場に向かいます。
はたして悠仁は順平を救うことができるのか?
とても悲しい回ですが、この回で呪術廻戦の大きなテーマ『呪い』について考えていくことで、今後のアニメ鑑賞の理解が深まるのではないでしょうか。
悠仁×順平の戦闘
順平は式神『澱月(おりづき)』を使い悠仁に挑んできます。
これは真人が順平に「触手から毒を分泌するクラゲの式神。俺が教えられるからすぐに戦えるようになる。才能あるよ」と甘い言葉で教え込んだものでした。
「人に心があるのなら、母さんも僕も人の心に呪われたっていうのか?」
陰湿なイジメを受け続けた順平、何も悪いことをしていないのに呪霊に利用されただけの順平のお母さんのことを思うと、胸の痛むセリフです。
自分たちの身近にこんなことがまったくないと言えるのか?
見て見ぬふりをしていないか?
それがどんなに人の心を傷つけているのか?
悠仁は「順平、高専に来いよ、一緒に戦おう」と声をかけます。
暖かい、強い、大きな心から発せられる言葉ですね。
真人(まひと)と悠仁 初めての邂逅
そこへ真人が現れます。
順平は「無為転変」により変形させられてしまいます。
悠仁は宿儺を呼び出し順平を直してくれるよう懇願しますが、宿儺と真人はただゲラゲラと大笑いするばかり。
悠仁は「あぁそうか、コイツらは どこまでいっても ”呪い”なんだ」と腑に落ちるのです。
真人と宿儺 一度目の出会い
悠仁に大きなダメージを与え、「さっさと宿儺に変わりなよ」という真人の前に宿儺が姿を現します。
「共に腹の底から小僧を笑った仲だ。
一度は許す。二度はない。
分を弁えろ、痴れ者が」
短くそれだけ伝えると、宿儺は姿を消しました。
うゎ、かっこいい!!
宿儺、ええど!
このあと七海が助けに駆け付け、13話に続きます。
まとめ
呪術廻戦アニメ12話はコミックス4巻第26話「いつかの君へ」~28話「もしも」からでした。派手なアクションに気を取られる呪術廻戦ですが、そのストーリーの底辺にはいつも悲しみが漂っているのではないでしょうか。
なぜ呪霊は存在するのか?
感情とは?心とは?
これまでの長い年月、人はどのように自己の魂と向き合ってきたのか?
そんなことを考えさせられるアニメ12話でした。