『シン・ウルトラマン』にカラータイマーがない理由は?

庵野秀明監督作品

庵野秀明監督の映画『シン・ウルトラマン』に登場するウルトラマンには「カラータイマーがない!」と話題になっています。

スポンサーリンク

『シン・ウルトラマン』のカラータイマーがこんな形で話題に

Twitterへの投稿ののち、TVでも取り上げられて話題になっています。

投稿者のセンスが光っていますね!

カラータイマー Twitterより

Google マップ
スポンサーリンク

『シン・ウルトラマン』にはカラータイマーがない?

シン・ウルトラマンにはカラータイマーがついておらず、スッキリしたフォルムです。

『シン・ウルトラマン』公式サイトより

これは、円谷プロの美術監督としてウルトラマンのデザインを担当した成田亨氏の最初のデザインを忠実に造形したものです。

成田氏のウルトラマンデザインのコンセプトは以下の通りでした。

  • 広隆寺の弥勒菩薩像にも通じるアルカイックスマイルをヒントにした口元。
  • 能面のように単純化された様式でありながら、見る角度や陰影によって様々な表情を表す。
  • 宇宙ロケットから着想を得た銀色の肌。
  • 火星の模様からの発想による全身のライン。

ところが、途中でこのウルトラマンに『カラータイマー』を付けることになってしまったそうです。

スポンサーリンク

『ウルトラマン』のカラータイマーは何のため?

困ったのは「ウルトラマン」を作っている途中で、金城さんがピコピコいうものをつけてくれってきたんです。「ウルトラマン」のスーツのほうができた段階のことだったと思います。

僕は反対だった。「ウルトラマン」は宇宙人でしょう。「ウルトラマン」は宇宙の人間です。宇宙人も人間であると、僕はそう思っていました。

それが危なくなったら、ピコピコいうのはおかしいじゃないですか。ピコピコったらロボットでしょう。

だから僕は、「ウルトラマン」のエネルギーが切れかけたら、目の光を弱めるとか、顔の色をライティングで青くするとか、なんか他に考えられないかって提案した。

でも、どうしてもこれつけてくれって言う。場所は、やっぱり胸につけてくれって言う。目立つようにってことでしょう。ただ、大きさとか形とかそこまでは注文はなかった。だから、まあ、映画に撮って映りやすい程度の大きさにした。

しょうがないからつけることにして、倉方氏のほうへ発注したわけです。

『特撮と怪獣 わが造形美術 増補改訂版』成田亨

カラータイマーを付ける理由は

・3分間の時間制限を設けることで、視聴者・特に子どもたちをハラハラドキドキさせたい

・ウルトラマンのスーツを着て演じる役者が、暑くて長い時間の撮影はムリ

などと言われていましたが、どうやら

特撮の費用がかさむので時間制限を付けて欲しい

という理由もあったようです。

スポンサーリンク

『シン・ウルトラマン』カラータイマーの代わりに色が変わるのは・・・?

『シン・ウルトラマン』にはカラータイマーの代わりになるものはあるのでしょうか?

それはウルトラマンの全身のラインの色です。

『火星の模様から発想の』と成田氏は語っていますが、最初に登場するときの銀一色のウルトラマンには驚かされます!

次に現れるときにいラインが入ると、見慣れたウルトラマンになるのでホッとします。

panda
panda

成田氏のデザインでは、最初「にしよう」という案もあったらしいね。

でも目立つ色を選んでになったみたいだよ

ところが、ウルトラマンが弱って来ると、なんとラインが緑色になってしまうのです!

うさ
うさ

オタク四天王と呼ばれる庵野秀明監督だから、ラインの色を変えることで成田氏へのリスペクトを表現しているのかもしれないね!

panda
panda

この色遣いが、まるで血管を表現しているみたいで、ウルトラマンも生きているんだ!ロボットじゃないんだ!と感動したよ!

スポンサーリンク

『ウルトラマン』のカラータイマーこぼれ話①カラータイマーをとられるとしぼむ

SNSで話題になっている「カラータイマーを取られるとしぼむ」説、動画をTwitterにあげてくれた人がいたのでご紹介します。

身近なウルトラマンオタクの人に、「覚えてる?」と聞いてみたいですね!

スポンサーリンク

『ウルトラマン』のカラータイマーこぼれ話②左耳にスイッチがある?

シン・ウルトラマンの左耳にスイッチがない!という声もSNSで見かけましたが、どうやらこの方の考察が正しいようです。

Twitterより

細部まで整合性を持たせるためにこだわりぬいた庵野監督の『ウルトラマン愛』が伝わってきますね!

スポンサーリンク

『シン・ウルトラマン』カラータイマーがない理由?まとめ

『シン・ウルトラマン』にカラータイマーがないのは、ウルトラマンをデザインした成田亨氏の当初のデザインを尊重したためです。

カラータイマーの廃止と共に、左耳のスイッチも削除されています。

カラータイマーがない代わりに、体表のラインの色が変化します。

今回CGで蘇ったスリムで美しいウルトラマン、動きを見るとエヴァンゲリオンを彷彿とさせるシーンもあり、改めて後のエンタメ界への影響の大きさを感じさせられます。

ゾフィーはウルトラマンに「そんなに人間が好きになったのか、ウルトラマン。」と問い掛けますが、私たちもこんな風に問いかけられているような気がしてなりません。

「そんなにウルトラマンが好きになったのか、人間たちよ。」

【関連記事】

『シン・ウルトラマン』禍威獣(怪獣)一覧!初心者でも楽しめる!

『シン・ウルトラマン』主題歌の『M八七』歌詞の意味をネタバレ考察

『シン・ウルトラマン』キャスト一覧からマルチバースの可能性を探る

庵野秀明と安野モヨコWアンノの出会いは?

スポンサーリンク

コメント

  1. 使徒 より:

    実は帰ってきたウルトラマンの初期デザインは、ラインが緑だった。

    • myfavoritesongs より:

      さすが!マニアの方でしょうか?
      不完全な記事ですが、お読みいただきありがとうございます!
      今後内容を修正していきたいと思います。
      今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

タイトルとURLをコピーしました