『マトリックス4』監督はウォシャウスキー兄弟から姉・ラナ単独へ?

マトリックス

『マトリックス』シリーズ第4作にあたる『マトリックス・レザレクションズ』の監督はウォシャウスキー兄弟からラナ・ウォシャウスキー単独監督へと変わります。

姉?ラナ?監督の名前の謎から、18年間の二人の活動について調べてみました。

スポンサーリンク

『マトリックス4』監督はラナ・ウォシャウスキー

『マトリックス4』の監督として報道されている名前はラナ・ウォシャウスキーです。

『マトリックス』シリーズ1~3はラリー・ウォシャウスキー、アンディ・ウォシャウスキーの兄弟監督による作品でした。

『マトリックス』は1999年公開、『マトリックス・リローデッド』と『マトリックス・レボリューションズ』は2003年の作品ですので、現在までの間に何があったのでしょう?

スポンサーリンク

ウォシャウスキー兄弟はウォシャウスキー姉妹になっていた!

2012年に兄のラリー(1965年6月21日生まれ)が性別適合手術を受け、ラナ・ウォシャウスキーと改名しました。

これに続き、弟アンディ(1967年12月29日生まれ) も2016年に同様の手術を受け、リリー・ウォシャウスキーと改名しています。

2003年、マトリックス・シリーズ3部作を撮り終えたあと、二人はどうしていたのでしょうか。

ラリー・ウォシャウスキーとアンディ・ウォシャウスキー。ウォシャウスキー兄弟が男性だった頃の画像。

髪色がピンクの方がラナ(姉)です!

スポンサーリンク

ウォシャウスキー姉妹にはこんな映画もあった。前振りか?

全米公開が1996年10月4日ですから、『マトリックス』シリーズの前です。

手術を受ける前から、二人の中にはジェンダーに関する悩みがあったことが想像できます。

スポンサーリンク

ウォシャウスキー姉妹の活動

2005年、『Vフォー・ヴェンデッタ』の脚本をラナ&リリーのウォシャウスキー姉妹の名前で手掛けています。

2008年には、ラナ&リリー・ウォシャウスキー姉妹の名前で『スピード・レーサー』の監督をつとめました。
これは日本のアニメ、『マッハGoGoGo』を原作とするものです。

2012年、『クラウド アトラス』をトム・ティクヴァと共同で脚本・監督、2015年には『ジュピター』もラナ&リリー・ウォシャウスキー姉妹で脚本・監督を務めて
います。

同じく2015年からはラナ&リリー・ウォシャウスキー姉妹でNetflixのドラマシリーズとなる『センス8』を手掛け、2シーズンが配信されています。

しかし今回の『マトリックス4』には妹のリリー・ウォシャウスキーは参加しません

スポンサーリンク

リリー・ウォシャウスキーの変化

妹・リリーは2012年の『クラウド アトラス』、2015年の『ジュピター』を制作したころを振り返り、「ストレスで疲れ切り、映画の世界からは離れる必要があった」と語っています。

「過去にさかのぼったり、前にやったことに参加したりすることには、はっきり言うと魅力を感じないんです。
トランジションや両親の死といった人生の激動を乗り越えた後に、また昔に戻って前の道を歩み直すというのは感情的に満たされないことで、(自分とは)真逆の考えだったんです。
昔の靴を履いて生きるようなことはしたくなかったんです。」

「トランジション」とは別の性を生きるという大きな変化を指しているのでしょう。

また、リリーは次のようにも語っています。

「アーティストとしての自分と繋がり直す必要がありました。だから学校に通い直したり絵を描いたりすることで、繋がりを見つけたんです。
その夏に母親と絵を描き始めようって決めたんですけど、その時ちょうどラナから、“Netflixが(『センス8』の)新シーズンを作りたいんだって”と電話をもらいました。
私はこう言いました。“出来ない。やりたくない”って。」

現在リリーはドラマ「Work in Progress(原題)」を制作中。トランスジェンダー女性である自身の経験が反映されたストーリーになっているもようです。

スポンサーリンク

『マトリックス4』監督はウォシャウスキー姉妹じゃなくて姉・ラナ単独?まとめ

長きにわたって兄弟監督・姉妹監督として活動をしてきた二人ですが、それぞれの人生に深く向かい合った結果、現在は方向性の違いにより別々に活動をしています。

創造の才に恵まれたお二人だからこそ、それぞれの創作に才能を発揮されることを応援したいですね!

期待の新作『マトリックス4・レザレクションズ』日本での公開日はいつ?
ぜひチェックしてみてください!

Bitly
Bitly
Bitly
スポンサーリンク
error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました