呪術廻戦アニメ15話はコミックス4巻34話「京都姉妹校交流会ー団体戦①ー」から5巻36話「京都姉妹校交流会ー団体戦③ー」からです。
この回は、京都姉妹校交流会団体戦のシーンから。
開始の合図とともに東京校、京都校のメンバーたちが一斉に森の中を走ります。
東京校の一行が最初に出会った相手は、京都校の東堂葵。
強敵東堂によるチームの全滅を避けるため、虎杖悠仁(いたどり ゆうじ)を足止め役にし、東京校の仲間は森の中へ散っていきます。
葵と悠仁の戦いの中で起こる不思議な現象、『存在しない記憶』について考察してみましょう。
なお、この後の内容はアニメ、漫画呪術廻戦のネタバレを含みますので、「先を知りたくない」方はご注意ください。
虎杖悠仁の能力?『存在しない記憶』
ぶつかりあった瞬間に東堂のパワーに吹っ飛ばされ、ボコボコにされる虎杖悠仁。
東堂「虎杖悠仁。お前に一つ聴きたいことがある。どんな女が好みだ?」
悠仁「ケツとタッパのデカい女の子かな…ジェニファー・ローレンスみたいな」
ジェニファー・ローレンスって?詳しくはこちら
その瞬間東堂の脳内に溢れ出した存在しない記憶・・・
天を仰いで涙を流す東堂の口から出てきた言葉は「どうやら俺達は”親友”のようだな」。
この記憶の書き換えにより、悠仁は京都校の追撃を逃れられました。
さらなる戦いの中で東堂は呪力の使い方まで”親友”悠仁に教えてくれるのでした。
しかし直後のコマでは、悠仁は「?」という表情です。
無意識での発動なのでしょうか?
ここで、2回目の「存在しない記憶」を見てみましょう。
「呪術廻戦12」ジャンプコミックスより
脹相と悠仁が死闘を繰り広げ、まさにとどめを刺されるか?という瞬間に、突如、脹相の脳内に「存在しない記憶」が溢れ出すのです。
血塗(けちず)、壊相(えそう)と3兄弟そろって悠仁と穏やかな笑顔で語り合っているではないですか!!
悠仁はここでも命拾いしています。
この直後、宿儺(すくな)が出てきますが、宿儺も「?」というリアクションです。
ですので、宿儺の仕業ではないようだと言えますね。
では誰が?
いまだ謎に包まれている悠仁の両親、あるいはおじいちゃんが守ってくれているのかもしれませんね。
さらに、これも存在しない記憶ではないかというものがあります。
アニメ12話の順平の回です。これは悠仁の想像の中のシーンかと思っていましたが、
直前まで悠仁を憎み、倒そうとしていた順平が、最後に発した言葉は「ゆうじ」・・・
もしかするとあの光景は、順平の頭の中に広がった「存在しない記憶」だったのではないでしょうか?
順平は最期に、楽しかった学園生活と親友の悠仁の記憶を持ったのではないでしょうか?
そう考えると、さらに悲しいような、あるいは救いを感じるような、複雑な思いがしますね。
この悠仁の能力は単なる危険回避でなく、物語に深みを与えてくれるものですね。
すべての人が心の中で求めているのは、人との温かなつながりであるということを教えてくれます。
東堂葵の「どんな女が好みだ?」
さて、東堂葵の「どんな女が好みだ?」は以前にも出てきました。
「呪術廻戦2」第16話で、伏黒恵の前に立ちはだかる東堂が
「どんな女がタイプだ?ちなみに俺はタッパとケツがデカイ女がタイプです」と言っていましたね!
まともに「人間性」と答えた恵は「退屈だ」と張り倒されていました。
なかなか濃いキャラの東堂くんですが、だんだん好きになってきました。
まとめ
呪術廻戦アニメ15話はコミックス4巻34話「京都姉妹校交流会ー団体戦①ー」から5巻36話「京都姉妹校交流会ー団体戦③ー」からでした。
今回はその中から気になるキーワード「存在しない記憶」について考察してみました。
悠仁の能力だとしたら、かなりヤバイ状況から2度も助かっていますし、それ以外にも発動しているかもしれないので、これはスゴイ能力ですね!
どんな場合に発動するのか?またその時の条件など、次の展開が楽しみです。