シン・エヴァンゲリオン劇場版:|| 3つの視点から考察してみた

庵野秀明監督作品

1月23日に公開される『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』の公式予告映像が発表されています。予告映像を考察して、気になる『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』の内容について、3つの視点から予想してみましょう。

庵野監督のことですから、まったく予想できない展開であっても驚きはしませんが。

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『シン・エヴァンゲリオン劇場版』本予告【公式】音声からの考察

宇多田ヒカルの歌う主題歌「One Last Kiss」から始まり、シンジ君のナレーション「さようなら、すべてのエヴァンゲリオン」で終わる1分30秒。

ここでは歌詞に注目してみました。

Lisaさんの歌う「炎」が煉獄さんへの鎮魂歌であったように、主題歌は映画のテーマを凝縮していることが考えられるからです。

忘れたくないから・・・
忘れたくないから・・・
これがセリフだったら、やはり綾波レイのものでしょう。

レイが今までに一番心を寄せていたのは碇ゲンドウではありますが、Can you give me one last kiss?の相手としては考えたくないですね。

では、相手はずっとレイに惹かれ続けていたシンジ君なのでしょうか?

「さようなら、すべてのエヴァンゲリオン」というセリフはユイから離れていくシンジ君を予感させるものがあります。

ではレイはどうなのでしょう?
エヴァのない世界で、綾波レイが「いつまでも幸せに暮らしました」ということはあり得るのでしょうか?

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『シン・エヴァンゲリオン劇場版』本予告【公式】映像からの考察

登場する人物はWILLEの葛城ミサト、赤城リツコ、鈴原トウジの妹、サクラら。アスカとマリの映像もありますので、とりあえずQの続きのスタートであることは確認できました。

雨に打たれるピアノとカオルくん。Qで爆死したはずのカオルくんが出てくるということは、これは「修復された世界」なのでしょうか?

また、冒頭では赤ではなく青い水の中に泳ぐ魚の影がありました。
水族館でしか存在しなかった魚が泳いでいるということは、やはり「修復された世界」であることを示しているようです。

繰り返し出てくるロンギヌスの槍、カシウスの槍もその仮説を裏付けるもののように思えます。

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『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』マークの意味を考察する

庵野監督の言葉に「エヴァは繰り返しの物語です」というものがあります。
このマークは音楽記号のリピートなのでしょう。

リピートマークは||:このマークから始まり、:||マークまで来たら最初のマークに戻るもの。
最初のマークがなければ、冒頭に戻るもの

何度でも何度でも襲い来る使徒と闘い、闘い続け、前進していく物語はリピートマークによって「はじめに戻る」。
これは修復された世界で、修復された人たちが紡ぎ出す違う未来。

そこで「さようなら、すべてのエヴァンゲリオン」という言葉はすべての使徒を倒した世界、青い水と魚のいる世界が蘇ることをさしているのではないでしょうか?

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シン・エヴァンゲリオン劇場版:||3つの視点で考察してみた まとめ

Qで失われたものが「修復された」世界で、人類に対する攻撃を退けてエヴァンゲリオンが不要になる平穏な日が訪れる。

それによって消滅していく存在、例えばレイ、カオルくんなどがあるのではないでしょうか。

そう考えていくと、アスカもどうでしょう?

劇場でこの続きを楽しみたいと思います。

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