映画『文豪ストレイドッグスBEAST』のあらすじをネタバレでご紹介します。
原作と異なるところもありますので、エピソードを削除した部分をどうやって補っているか?
確認しながらご紹介していきます。
- 映画『文豪ストレイドッグスBEAST』あらすじネタバレ・芥川龍之介と『黒衣の男』の出会い
- 映画『文豪ストレイドッグス『BEAST』あらすじネタバレ「織田作!」
- 映画『文豪ストレイドッグスBEAST』あらすじネタバレ・武装探偵社の入社試験
- 映画『文豪ストレイドッグスBEAST』あらすじネタバレ『月下獣』
- 映画『文豪ストレイドッグスBEAST』あらすじネタバレ喫茶店『うずまき』
- 映画『文豪ストレイドッグスBEAST』映画あらすじネタバレ『ポートマフィア本社』
- 映画『文豪ストレイドッグスBEAST』あらすじネタバレ・カレー屋にて
- 映画『文豪ストレイドッグスBEAST』あらすじネタバレ・クレープを買いに
- 映画『文豪ストレイドッグスBEAST』あらすじネタバレ・カレー屋にて
- 映画『文豪ストレイドッグスBEAST』あらすじネタバレ『黒衣の男』
- 映画『文豪ストレイドッグスBEAST』あらすじネタバレ・カレー屋
- 映画『文豪ストレイドッグスBEAST』あらすじネタバレ・喫茶店『うずまき』
- 映画『文豪ストレイドッグスBEAST』あらすじネタバレ・武装探偵社
- 映画『文豪ストレイドッグスBEAST』あらすじネタバレ・アラハバキ
- 映画『文豪ストレイドッグス』映画あらすじネタバレ・ポートマフィア本社ビル
- 映画『文豪ストレイドッグスBEAST』あらすじネタバレ・バー・ルパン
- 映画『文豪ストレイドッグスBEAST』あらすじネタバレ・芥川と敦の戦い
- 映画『文豪ストレイドッグスBEAST』あらすじネタバレ・バー・ルパン
- 映画『文豪ストレイドッグスBEAST』あらすじネタバレ・ポートマフィア本社
- 映画『文豪ストレイドッグスBEAST』あらすじネタバレ・バー・ルパン
- 映画『文豪ストレイドッグスBEAST』あらすじネタバレ・悪の側に生まれた人間
- 映画『文豪ストレイドッグスBEAST』あらすじネタバレ・本の秘密
- 映画『文豪ストレイドッグスBEAST』あらすじネタバレ・第五段階
- 映画『文豪ストレイドッグスBEAST』あらすじネタバレ・まとめ
映画『文豪ストレイドッグスBEAST』あらすじネタバレ・芥川龍之介と『黒衣の男』の出会い
芥川と子どもたちはゴミ捨て場にゴミを漁りに来ています。まだ履けそうな靴や高く売れそうなカバンに混じって大型のトランクが。中身の札束を見て喜ぶ子どもたちの横で芥川は、
「流通準備紙幣だ」とつぶやきます。
政府の現金輸送車から盗まれたお金です。
「ここを離れるぞ、急げ」と言ってもすでに遅く、お金を取りに来た無法者は子どもたちを片端から機関銃で撃ち殺していきます。
芥川も妹の銀も撃たれ、芥川は子どもたちを撃たれた悔しさに、憎悪に取りつかれます!
致命傷ではないようですが、傷を負った銀は「兄さん、行かないで」と頼みますが、芥川は銀を置いて無法者を追いかけます!
無法者の群れに追いつくと、異能「羅生門」を使い無法者を次々と倒していく芥川です。
しかし、最後の一人を手にかけるまでに芥川自身も負傷し、地面に倒れます。
そこへ、何処からともなくやってきた「黒衣の男」。太宰治です。
だが、痙攣のように自動的に相手を傷つけるならそれは知性なき害獣だ。
どうして傷ついた妹を放ってきた?」
「自分の弱さの本質が何かわかったらまた私に挑みに来るといい。
それまで妹は預かっておこう」
「やはり部下にはもう一人の彼を選ぼう」
この太宰のセリフはグサッとくるよね。
暴力の振るい方に知性がないといわれ、
妹を放置したことを責められ、
挙句の果てにもう一人を選ぶって……さすがに芥川に同情したよ!
むざむざ妹を連れて行かれた悔しさに芥川は絶叫します!
映画『文豪ストレイドッグス『BEAST』あらすじネタバレ「織田作!」
ポートマフィアの本社ビルで太宰が思い出しているのは、織田作との別れのシーン。
織田作は「カレーが喰いたいな」「人は自分を救済するために生きている。死ぬ間際にそれがわかるだろうか」
とつぶやいて息絶えます。
織田作は自分を救済するために小説を書いている。
そんな風にも聞こえる、耳に残る一節だな。
映画『文豪ストレイドッグスBEAST』あらすじネタバレ・武装探偵社の入社試験
芥川は織田作から「仕事がある」と聞いて、武装探偵社のビルを訪れます。
しかし事務所には爆弾を持ち、女生徒を人質に立てこもった男がいます!
芥川は何の躊躇もなく犯人の側へ行き爆弾を取り上げます。
そのまま犯人を捕らえようとしたとき「そこまでだ」と声をかけたのは国木田独歩。
「降参!降参です!」谷崎と妹が種明かしをし、そこへ織田作が入ってきます。
国木田に「遅刻だ!何をしていた!」と問われ、織田作は「小説を書いていた」と答えます。
芥川は戸惑いながら、織田作に「あなたは言った、消えた妹の行方も追えるだろうと」と聞き、
織田作は「そうだ。それが武装探偵社だ」と答えます。
映画『文豪ストレイドッグスBEAST』あらすじネタバレ『月下獣』
ポートマフィアボスの暗殺を計画した賊を一掃した『ポートマフィアの白い死神』中島敦。
一人だけ生かして帰し、ポートマフィアに手を出すとどうなるか広めさせます。
泉鏡花があらわれ、敦と共に生きるためここにいる、と言います。
敦の首には自らを戒める首輪が巻かれ、敦は院長の言葉「誰かを救わぬものに生きる価値などない」という言葉に苦しんでいます。
映画の鏡花ちゃんは原作よりちょっとお姉さんで積極的なんだな!
映画『文豪ストレイドッグスBEAST』あらすじネタバレ喫茶店『うずまき』
織田作はカレーが辛くないと盛んに文句をつけています。
武装探偵社のメンバーは芥川の妹を連れ去った「黒衣の男」について聞きたがり、芥川は「声を聴けばわかる」と答えます。
芥川は織田作に「羅生門」を仕掛けますが、織田作がなんなく防御したため、芥川は織田についていこうと決心を新たにするのでした。
映画『文豪ストレイドッグスBEAST』映画あらすじネタバレ『ポートマフィア本社』
ボス・太宰の横には幹部・中原中也が侍り、報告に来た中島敦を「頭が高えぞ、丁稚」と一喝します。
太宰が中也に「敦と二人にしてくれ」と頼み、中也はイヤイヤ出ていきます。
「ボスに何かあってみろ。許さねえぞ。こいつはいつか、俺がぶっ殺すんだからな」と言い残して。
太宰は「芥川君が探偵社に入社したことで私の計画は第二段階を通過した。これから第三段階に入る」と語ります。
第一段階は中島敦がポートマフィアに入社したこと、だろ?
第二段階が芥川が武装探偵社に入社したこと。次はなんだろうな?
敦は「あの時からずっと恐怖を覚えている」と打ち明けます。
あの時とは、太宰の命令に背いて敦が孤児院に行った日のこと。
そしてその日以来、その怪物のような恐怖のせいで、それ以外の恐怖に無反応になってしまった。
それが『ポートマフィアの白い死神』の正体なのです。
「命令をください、太宰さん」恐怖から逃れるために、敦が求めるものは、太宰の命令だけなのです。
「敦君。君の次の標的は武装探偵社だ」
映画『文豪ストレイドッグスBEAST』あらすじネタバレ・カレー屋にて
織田作のいつものカレー屋で、芥川は辛すぎるカレーを持て余しています。
「弱きものを救うための裏審査」がある、と織田作は芥川に教えます。
そして、織田作が芥川に与えた仕事とは、カレー屋の2階に住んでいる大勢の犯罪孤児の世話でした!
「3日間留守にする。頼んだぞ、最年長」と言い、出ていく織田作。
芥川は「最年長…オレはこいつらの一員か!」と憤慨するのでした。
原作では6つのミッションがあって、それぞれ面白かったから残念だな
詳しくはコミックスで!
映画『文豪ストレイドッグスBEAST』あらすじネタバレ・クレープを買いに
ポートマフィアの車に乗っている敦と鏡花。
鏡花のためにクレープを買いに行こうと車を降りた敦の目の前で、子どもが飴玉を落とします。
飴玉を手に入れただけで、院長に五寸釘と金槌を手渡され、「お前のような愚図が生き残るためには苦痛に耐えるすべを学ぶしかない」と、自分の足に打ち込むよう命じるのです。
院長に打たれた釘の痛みを思い出し、院長の思い出に打ちのめされ、道端でうずくまる敦。
「ごめんなさい!」と敦に駆け寄り、寄り添う鏡花です。
映画『文豪ストレイドッグスBEAST』あらすじネタバレ・カレー屋にて
芥川は与えられた任務の続きとして、「遊んで遊んで」と騒ぐ子どもたちの面倒を見ています。
子どもの一人・コウスケが、「密輸業者から買った」と拳銃を見せます。
「織田兄ちゃんみたいに街を守る男になりたい」という子どもを、芥川は殴り、拳銃では異能者を倒せないことと、銃を持った愚者に自分の仲間を殺されたつらい体験を話して聞かせます。
物陰でその様子を見ていた織田作は「汚れ役を任せて悪かったな」と芥川に詫び、そのうえで「己の感情を追うな、芥川、でなければ生き残れない」と言い聞かせるのでした。
映画『文豪ストレイドッグスBEAST』あらすじネタバレ『黒衣の男』
坂口安吾は織田作に頼まれていたのでしょう、「黒衣の男」は65%の確率でこの男、という情報を持ってきます。
織田作は銃撃戦を制し、ようやく「黒衣の男」の声のデータを持つというフョードル・ドストエフスキーの元へたどり着きます。
チェロを弾くドストエフスキー。
フョードルは「部屋で一番強いものに従う、それが人間の道理ですから」と言いながらディスクを手渡しますが、そのディスクには毒が塗られていたのでしょう、織田作はその場に倒れ、苦しみます。
ここでフョードルが出ると思わなかったから、イヤー、良かった!
チェロもいいしさ、キメ台詞の「部屋で一番…」もいいな。
職場で使っちゃいそうだな!
映画『文豪ストレイドッグスBEAST』あらすじネタバレ・カレー屋
芥川がカレー屋に戻ると、カレー屋が襲われていました。
コウスケが人質に取られ、芥川が助けようとしますが…犯人に車を投げつけた宮沢賢治がその場を収めてくれました。
主犯は貿易会社の女社長。闇の組織で人身売買をしていたと聞き、怒りをあらわにする芥川ですが、宮沢賢治はこう言って芥川を諭します。
嵐や干ばつや土砂崩れの時は、このまま悪いことが続くんだって気になりますけど、ホントは全部半分ずつなんです。ぼくの村ではみんなそう考えます」
「良きことと悪しきことが半分ずつだと?馬鹿な!貧民街で死んだやつがれの仲間たちに同じ言葉をかける気になるか?」
あなたがいなければ子どもたちは助かりませんでした。
貧民街のみんなが、きっといいほうの半分を譲ってくれたんですよ。
だからきっと妹さんも見つかります」
映画『文豪ストレイドッグスBEAST』あらすじネタバレ・喫茶店『うずまき』
雨の降る日、探偵社の1階の喫茶店に「道に迷って」と、敦が来ます。
運ばれてきたコーヒーに角砂糖を3個入れる敦の手元を見つめる芥川。
貧しい育ちの二人は思わず意気投合し、芥川はほうじ茶に角砂糖が4個入っていると明かします。
鉛筆とノート、チョコレートバーなどの共通点を見出し、年齢相応の笑顔を交わす二人です。
しかしその後、敦が芥川に渡した封筒には、銀の写真が。
芥川が「銀を探している」と敦に伝えると、敦は「銀さんを探している人間は生かしておくことはできない」と攻撃してきます。
芥川の余りの強さに、敦は「ボスに報告しないと」と逃げ去っていきます。
せっかく打ち解けられた二人が敵同士なんて悲しいな!
ここでも「鉛筆でノートに書くときは自由になれた」っていうセリフがあって、織田作の執筆にもつながっていくんだよな
映画『文豪ストレイドッグスBEAST』あらすじネタバレ・武装探偵社
与謝野晶子先生が異能「君死給うことなかれ」で芥川を治療してくれました。
意識を取り戻した芥川に、国木田は「黒衣の男」はポートマフィアのボスであり、ポートマフィアビルの最上階には誰もたどり着けない、と教えます。
銀の写真と一緒に入っていたメモには、今日の日没に銀の処刑を行う、とも書いてあり、芥川はポートマフィア本社ビルへと向かいます。
映画『文豪ストレイドッグスBEAST』あらすじネタバレ・アラハバキ
中也と太宰が手を組んで、強敵を倒した場面を太宰は思い出しています。
このシーンのカッコよさは見どころの一つです!
中也カッコいいんだよ~だから、敵の強さがハッキリわかるシーンになってるんだな!
映画『文豪ストレイドッグス』映画あらすじネタバレ・ポートマフィア本社ビル
ポートマフィア本社ビルへやってきた芥川です。ザコが何人かかってきても芥川はびくともしませんが、鏡花が現れ、夜叉白雪に敦を襲わせます。
太宰がつぶやきます。「ついに来た。第四段階」
第三段階は、敦と芥川が知り合うことかな?
第四段階が、敦と芥川が全力で戦うことだろうな!
ボスの太宰に報告を終えた敦は鏡花の元へ行きます。
「闇は怖くない、あなたと一緒なら」という鏡花に、芥川は「いくら血塗られた手をつなごうと、体温を伝え合うことは出来ぬぞ」と言います。
「お前も銀さんと体温を伝えることはできない。銀さんの処刑まであと一時間」と敦は言います。
芥川は夜叉白雪に鏡花を襲わせるよう命令します。
敦は「鏡花ちゃんを守らなくちゃ」と混乱してしまいます。
映画『文豪ストレイドッグスBEAST』あらすじネタバレ・バー・ルパン
織田作は、芥川を救うために坂口安吾に助けを求めます。
坂口安吾は車の中で聖書の一節をつぶやき、織田作は聖書のページをめくり、バー・ルパンの住所を知ります。
アニメ・黒の時代のファンはたまらないね!
映画『文豪ストレイドッグスBEAST』あらすじネタバレ・芥川と敦の戦い
敦は「お前は銀さんを助けようとはしていない」と芥川を非難します。
その場に銀が現れ「兄さんは敦さんを殺そうとする、わたしを助けるのに必要な人を」
「あの時も兄さんは復讐を楽しむように、敵の中に飛び込んでいった。傷ついた私を残して」
己の中の弱さ、己の中の「悪」を意識させられるんだな
「銀を助ける」を動機としていても、本当にそうなのか?と考えさせられるね
太宰から敦に電話があり、夜叉白雪の殺害命令は取り消したと伝えます。
映画『文豪ストレイドッグスBEAST』あらすじネタバレ・バー・ルパン
情報提供者に会いに来た織田作之助。
「織田作」と呼びかける太宰。
「その織田作というのは俺のことか」という織田。「誰かにそう呼ばれたことはない」と。
これで、この世界がこれまでの続きの世界ではないことがわかるんだ!
映画『文豪ストレイドッグスBEAST』あらすじネタバレ・ポートマフィア本社
ついに全力で対峙する二人、そして芥川は敦に言います。
「お前のその感情、それは恐怖ではない、罪悪感だ」
敦の記憶がよみがえります。
でもその箱に入っていたのは、誕生日のお祝い、そして孤児院の卒業祝いの時計だったのです。
「この世に最悪なものがあるとしたらそれは後悔だ。だがやつがれは乗り越える!」
「月下獣!」ここに二人の全力バトルが始まります。
映画『文豪ストレイドッグスBEAST』あらすじネタバレ・バー・ルパン
織田作は怒っています。太宰は芥川の妹を連れ去り、今また芥川を自分の元へ呼び寄せ危険にさらしているからです。
しかし、太宰の方は感傷に浸っています。
「芥川君のもとに明日以降殺し屋が行くことはない。そもそもこの計画に明日は存在しない」「織田作、君は怒っているのかい?これはこの世界を守るためだ!」
「さよならを言うべき相手がいる人生はいい人生だ」
「この店で撃つのだけはやめてくれないか」
映画『文豪ストレイドッグスBEAST』あらすじネタバレ・悪の側に生まれた人間
敦との戦いに傷つき、瀕死の傷を負った芥川に銀の幻が語り掛けます。
「あなたは大事な人間を持ってはならない人。だって兄さんは悪の側に生まれた人間だから」
芥川は織田作に「己という獣を追うな」と言われたことを思い出し、自分は邪悪であると意識します。
自分の中の邪悪な獣、それは異能「羅生門」のことかな?
そして芥川は、敦に「やれ。殺せ。これでようやく仲間たちのもとに」と言いますが、
そこに「仲間の元には生きて帰れ!」と現れたのが武装探偵社の面々です!
芥川と銀を救うために大活躍します。
そして国木田は「今この瞬間から、お前は探偵社員だ!」と、芥川に叫びます。
仲間に受け入れられたと知ると、敦との最後の戦いが始まります。
恐ろしいエネルギーのぶつかり合いが起こり、ビルの屋上に倒れた二人の目の前に、太宰が現れます。
「敦君、君は首だ。君は外の世界で生きろ。光の世界で、鏡花ちゃんと共に」
映画『文豪ストレイドッグスBEAST』あらすじネタバレ・本の秘密
芥川と敦に向かって、太宰は語ります。
書いた内容が現実になるとされる、白紙の文学書だ。」
「その本の中には無限の可能性世界が折りたたまれて存在している。そして書かれた内容によって、現実世界と可能性世界が入れ替わるんだ。
そしてこの世界は可能性世界。本の中に折りたたまれた世界の一つに過ぎない。とはいえ、この可能性世界の中にも本は存在する。そして間もなく、この本をめぐって海外の異能組織がこの横浜に侵攻を始める。」
「僕が異能無効化の能力を使って特異点を発生させ、現実世界と可能性世界の分断を強制接続させた。つまり今の私は本の外側の世界、現実世界の自分から記憶を受け取っているんだよ。
もし海外の異能組織がこの本を手に入れれば、この世界は上書きされ消滅してしまう。
だから君たちはこの本を守らなければならない」
ここで芥川が疑問を挟みます。
「何故やつがれから妹を奪うことにつながる?」
二人の異能が合流した時に生まれる特異点そして力を超えた何か。
そのために一度、君たちを戦わせる必要があった。
今の話は誰にも言ってはならない。
三人以上の人間が同時に知ると世界は不安定化し、本を使うまでもなく世界は消滅する。
だから任せたよ。」
映画『文豪ストレイドッグスBEAST』あらすじネタバレ・第五段階
太宰は「ついに来た。第五段階。」とつぶやきます。
芥川が「何故この世界を守ることにそこまで執着する?」と尋ねると、
「ここは織田作が生きて小説を書いている唯一の世界だ。消させるわけにはいかない。」と言い残し、ビルの屋上から仰向けに身を投げるのです!
アニメ1期のオープニングにそっくりなんだ!
映画『文豪ストレイドッグスBEAST』あらすじネタバレ・まとめ
映画『文豪ストレイドッグスBEAST』は、世界に一冊の本の中の可能性世界のお話であることが徐々に分かってくるつくりになっています。
これまでの芥川=悪役、敦=善人という設定を離れ、それぞれのキャラターのこれまでにない魅力が発揮されています。
映画で伝えきれない部分はぜひ、小説あるいはコミック3巻で満喫して欲しいと思いました。
また、映画にしかない良さもあります。
中也の活躍、フョードルの登場などですね。
また、太宰、芥川、そしてなんといっても織田作之助の魅力が実写ならではのリアルで迫ってくるのが最大の魅力です。
ぜひ劇場へ、とお勧めしたくなる作品でした。
映画『文豪ストレイドッグスBEAST』入場者特典グッズ公開【ネタバレなし】
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