『文豪ストレイドッグス』に登場する谷崎潤一郎とナオミの兄妹。
二人の兄妹愛は過激で倒錯的!
武装探偵社で重要な役割を果たす、この二人のモデルをご紹介します。
『文豪ストレイドッグス』谷崎潤一郎のプロフィール・異能力
氏名:谷崎潤一郎
年齢:18歳
身長 :174cm
体重 :59kg
誕生日: 7月24日
血液型: A型
好きなもの: 鱧、中華料理、猫
嫌いなもの: 地震
CV:豊永利行
性格:まじめで温和。
中島敦の入社試験の後、敦に全力で謝って敦からは「いい人だ」と思われているほど。
しかし、ナオミを傷つけた相手に対しては豹変し「それがナオミの為なら、ボクは喜んで世界を焼く」と容赦ない攻撃を繰り出すシスコン。
異能力:『細雪』
谷崎の異能力『細雪』は、異能によって雪を降らせ、その空間をスクリーンに変え、幻影を創り出すというもの。
背景に紛れ自分たちの姿を見えなくさせたり、トラックの進行方向を幻影で誘導して敵に衝突させたり、「恐ろしく暗殺に向いている異能」と高く評価されています。
『文豪ストレイドッグス』谷崎ナオミのプロフィール・異能力
氏名:谷崎ナオミ
誕生日: 3月26日
CV:小見川千明
その他の情報は非公開です。
武装探偵社事務員。
異能力はありません。
兄・潤一郎に対し人目もはばからぬ過激な愛情表現をする美少女です。
時として倒錯的な発言が出ることもあるのですが、周囲は慣れっこになっています。
そして、愛する兄のピンチには、自らがすすんで銃弾の盾となることも!
兄が絡まなければテキパキした有能な人間です。
たとえばギルドに追われた時には、宿の車のキーをこっそり入手しておくなど、さすが探偵社社員というべき手際の良さを見せています。
『文豪ストレイドッグス』のナオミのモデルは?
文豪・谷崎潤一郎の作品『痴人の愛』に登場する、15歳のカフェの女給ナオミです。
主人公は「マイ・フェア・レディ」風に、ナオミを引き取って礼儀正しい教養高い女性に教育して、結婚しようと考えます。
ところが奔放なナオミはおとなしく言うことを聞かず、レディ教育はうまくいかないばかりか、ほかの男と遊びまわったりして主人公を怒らせます。
しかし主人公はナオミの魅力から逃れられなくなり、虜になっていくという小説で、これが『文スト』のあたりかまわず兄に迫るナオミのキャラを形成しています。
谷崎潤一郎文学の着物を見る@弥生美術館 奔放な行動が良識ある人々の眉をひそめさせる「痴人の愛」のナオミ。帯を前で結び長襦袢を着ず身に纏う彼女が夫に馬乗りになって小突き回すこの破廉恥な挿絵を元によく見つけたと唸らされる着物に仰天&昇天 pic.twitter.com/fQktpOg2S6
— Bellissima (@BellissM) April 17, 2016
強烈な挿絵ですね!
なるほどー、このナオミに比べたら、文ストのナオミちゃんは可愛いものなのかもしれません!
弥生美術館へ
「谷崎潤一郎をめぐる
人々と着物」展へ
行って来ました。
レトロモダンなお着物
刺繍の帯、銘仙やバッグ
かんざし等 素敵でした🎵#弥生美術館 #谷崎潤一郎をめぐる人々と着物 #着物 pic.twitter.com/RG1aDjCExZ— karen bag shop (@nicokaren) October 28, 2021
右端のカラフルな水玉模様がナオミのイメージだそう。
谷崎潤一郎の小説『細雪』も豪華絢爛な和服に彩られた絵巻物。興味深い企画です。
文豪・谷崎潤一郎の妻の妹が『痴人の愛』のナオミのモデル
実際の話、谷崎潤一郎は妻の妹であるせい子に惹かれ、それがもとで妻とは不仲になってしまいました。
妻はなんと谷崎の友人・佐藤春夫と再婚し、「細君譲渡事件」として世間を騒がせました。
谷崎潤一郎本人の私生活が、そのまま小説みたいなんだな!
『文豪ストレイドッグス』谷崎潤一郎とナオミは本当の兄妹なの?
職場でも街でもナオミの激しい愛情表現とスキンシップでたじたじの兄・潤一郎。
でも、二人で暮らす社員寮では、潤一郎がナオミにハヤシライスを作ってあげたり、食べたがっていたバウムクーヘンを買っておいてあげたりと、ナオミが可愛くてたまらないことがわかります。
はたしてこの二人は本当の兄妹なのでしょうか?
…武装探偵社では、『深く追及するな』が暗黙のルールのようですね。
『文スト』谷崎潤一郎とナオミのモデルは?二人は本当の兄妹なの?まとめ
『文豪ストレイドッグス』に登場する谷崎潤一郎の妹ナオミのモデルは、実在の文豪・谷崎潤一郎の小説『痴人の愛』のナオミです。
奔放で美しいナオミ、そのモデルは文豪・谷崎潤一郎の妻の妹、せい子であると言われています。
谷崎潤一郎とナオミが本当の兄妹なのかどうか?
それは、武装探偵社では深く追及してはいけないことのようです。
今後の展開で、新たな事実が明かされるかもしれませんね!
コメント