『るろうに剣心最終章The Beginning』では、雪代巴の日記がクローズアップされています。
映画・アニメ・原作漫画それぞれの巴の日記の内容は同じものでしょうか?
それとも違いがあるのでしょうか?
『るろうに剣心最終章The Beginning』雪代巴の日記の役割
雪代巴の日記帳にはどんな役割があったでしょうか。
『The Final』でも、雪代巴が日記をしたためているシーンがありました。
剣心と巴が宿を共にするときから、さらに一緒に住むようになってもたぶん夜毎に日記をつけていたのでしょう。
1.巴の許嫁、清里明良が殺されたこと
2.剣心は多くの人を殺めたが、より多くの人を救う死なせてはならない人であると巴が考えていること
が書かれているため、ストーリーの展開上なくてはならないものです。
『るろうに剣心最終章The Final』には、剣心のことが書き記してありました。
「多くの人の命を奪ったがそれ以上の命を守る人。死なせてはならない人。」
これを読んで縁は姉の想いを知ることになります。
『るろうに剣心最終章The Beginning』雪代巴の日記画像
和紙を綴じた帳面に小筆で書かれています。
「雨降りつづき候 清里さまの無念…」
美しい墨蹟、そうろう文。
御家人とはいえ武家育ちの巴の教養の高さがうかがわれます。
『るろうに剣心追憶編』雪代巴の日記画像
るろ剣追憶編演出が神すぎて心臓に悪い
まず日記を持つ手に血が零れる。そこから手の力が抜けて日記が地面に滑り落ち、アングルは剣心の腕から頬の傷に移動。最後は地面まで血が滴り落ちる。剣心が味わった衝撃、絶望感と殺された男の溢れんばかりの無念…。実写も良いけどアニメ追憶編も見t(文字数 pic.twitter.com/rsb3ioaoes— ブラダンスの犬 (@hig5eAEKfV9cZPJ) May 6, 2019
こちらでも毛筆で書かれていることはわかりますが、文章は読めません。
内容は同様のものでしょう。
アニメ版では、巴が剣心を裏切って闇乃武に情報提供していることまで書いていることを匂わせるシーンがあります。
剣心が覗くとは思っても見なかったのでしょう。
『るろうに剣心』雪代巴の日記画像
漫画では文字が読めるよう活字になっています。
四月四日
京都より清里明良様が殺害されたとの報せが届く。
ただただ信じられずどうしてあの時引き止めなかったのかと後から悔やまれて今更…
漫画版の「俺が殺した!!」と思い出すシーンが、もっともリアルに剣心の心情を描いています。
『るろうに剣心』巴の日記の内容は?まとめ
映画・アニメ・漫画それぞれ文章は違うかもしれませんが、清里明良が殺されたことが書かれています。
この名前から、剣心は京都で斬った男を思い出すことになります。
映画、アニメ、漫画それぞれ文章も体裁も違います。
しかし、その描き方の違いも面白いですね!