呪術廻戦第148話で禪院真希と伏黒恵の会話に出てくる『ドラが乗った』とは、どういう意味でしょうか?
『ドラ』は麻雀用語です。そういえば真人たちも麻雀で遊んでいましたね。
この場合の意味について考えてみたいと思います。
『ドラ』ってなに?
上がった時に、「ドラ」を持っていると点数が高くなります。
「ドラ」は複数枚持つこともでき、一気に高得点を狙える牌です。
麻雀でゲーム前に牌を配り終わった後、山札の左から3枚目を裏返します。
これが、「ドラ表示牌」。「ドラ」はドラ表示牌の次の牌になります。
1→2、2→3…、9→1となります。
字牌の場合は東→南→西→北→東…、白→發→中→白…という決まりがあります。
今回はどーでもいい部分ですネ
「赤ドラ」という、常にドラ扱いをする牌を入れてゲームをするルールもあり、これによって波乱万丈のゲーム展開になることもあります。
『ドラが乗る』ってどういうこと?
配牌(最初に配る牌)にドラが入っているときや、順番に自摸って(牌を山からとる)来た時にドラが来るときには『ドラが乗る』とは言わないです。
裏ドラが乗る
リーチ(上がる宣言)をかけてから上がった場合、ドラ表示牌の下の牌を見られます。
この牌の次の牌が裏ドラです。
裏ドラを持っている場合を「裏ドラが乗る」と呼びます。
ドラ表示牌と下の牌が同じ場合、1枚で2枚分のカウントになります。
偶然のはたらきで得点が高くなります。
ツイてる、運がいい、と感じますよね。
カンドラが乗る
麻雀ではそれぞれの牌は4枚ずつあります。
同種の牌を4枚揃えると「カン」をすることも、しないこともできます。
しかしカンをすると、ドラ表示牌の左隣の牌を裏返し、この牌の次の牌もドラになります。
カンをするたびにこのドラは増え、最大3回まで増やせます。
裏ドラにはカンドラの裏も含まれますので、最大ドラは8種類まで増えることになります。
この場合もどの牌がドラになるかは偶然です。
その牌が自分の手札の中にあったら、やはりツイてる、というものです。
『ドラが乗った 恵でギリだ』はどういう意味?
『ドラが乗った』はまずプレーヤーが上がることが条件。
上がった時に、運が良ければおまけで得点が増えるものです。
簡単に解説すればこんなものですが、この運だけで最下位からトップに躍り出ることもあるほどの強力な武器なのです。
1.伏黒恵は相伝の十種影法術を継承している
2.領域展開を会得している
という実力に加えて、さらにおまけで
3.五条悟に才能を見込まれ指導を受けていた
という羨ましいほどのアドバンテージを『ドラが乗った』と表現したのでしょう。
「運がいい」というニュアンスが多分に含まれるのは、直毘人の遺言状の内容にも関係があるでしょう。
『ドラが乗った』ってなに?まとめ
『ドラが乗った』は麻雀用語で、偶然の要素によって追加の得点を得ることです。
本当なら禪院家の当主に自分がなりたい真希が、現状伏黒恵に敵わないことを具体的に認めるセリフの中に出てきますが、「運がいい」というニュアンスは五条悟との関係だけでなく、直毘人の遺言状の内容にもかかっているでしょう。
禪院家の誰一人、名字も捨てた甚爾の息子が当主になるとは考えもしなかったでしょうから。
次回149話はどうなる禪院家?真希の覚醒成るか?がとても楽しみです。