呪術廻戦アニメ第5話はコミックス2巻第8話「呪胎戴天(じゅたいたいてん)参」~第10話「雨後」からです。
宿儺に心臓を奪われる悠仁、戦いの中で謎の言葉を聞く恵、高専では「京都姉妹校交流会」の準備が始まるようです。
呪霊たちの不穏な動きも感じられる回です。
呪術廻戦アニメ第5話 両面宿儺(りょうめんすくな)×伏黒恵
伏黒恵は英集少年院(笑)の建物の外で、特級呪霊の生得領域が閉じ、呪霊が死んだことを知ります。
出てきたのは両面宿儺で、「何の縛りもなく俺を利用したツケだ」と言い、おもむろに悠仁の心臓を素手でつかみだし、捨ててしまいます!
さらに、「駄目押しだ」とポケットから取り出した宿儺の指を飲み込みます。
これで3本目です。
恵は「虎杖は戻ってくる」と宣言し、特級呪霊に切り落とされたはずの悠仁の左腕が治っているのを見て、宿儺の呪力で悠仁の心臓を治させようと戦いを挑みます!
「鵺(鵺)」を召喚し、打撃で挑みかかると同時に「大蛇(おろち)」も呼び出します。
大蛇が宿儺を咥え、やったか?と思うものの、次の瞬間大蛇は宿儺に破壊されてしまいます。
宿儺と恵の空中戦の迫力がスゴイ!アニメならではのバトルシーンです!!
ボロボロになった鵺を戻すと宿儺が謎の言葉を呟きます。
「オマエの式神、影を媒介にしているのか。
分からんな、オマエあの時なぜ逃げた?
宝の持ち腐れだな」
ここで恵の回想シーン。
「誰かを呪う暇があったら、大切な人のことを考えていたいの」と笑う義理の姉、津美紀が呪われてしまったこと。
俺の性別も知らず「恵」なんて名前を付けた父親が今もどこかでのうのうと生きていること。
少しでも多くの善人が平等な幸せを享受できるように俺は不平等に立ち向かう!と、術式を発動する呪文を唱え始めます。「ふるべゆらゆら やつかの・・・」
その瞬間、宿儺は消え、悠仁が戻ってきます。
そして恵と野薔薇に「長生きしろよ」と言い残し、こと切れるのでした。
高専にて
五条悟は伊地知とともに、虎杖悠仁の死体を前にしています。
これは呪術界の上層部が悠仁を始末するために企んだこと、と怒りをあらわにします。
そこへ入ってくるのが呪術高専の医師、家入硝子(いえいりしょうこ)です。
どうやら彼女が解剖を執刀するようです。
そのころ工程では恵と野薔薇の前に2年生の禪院真希、狗巻棘、パンダが現れ、京都姉妹校交流会に出るよう要請します。
恵と野薔薇は「強くなるんだ。そのためならなんだってやる」と決意を新たにするのでした。
呪霊と呪詛師
渋谷の街を歩く夏油、漏瑚、花御、海の呪霊はファミレスに入店します。
店員には呪霊たちの姿は見えません。
呪霊たちは「人間は嘘でできている。我々呪いこそ”真の人間”。偽物は消えてしかるべき」と主張しています。
呪詛師夏油は戦争の前に①五条悟を先頭不能にすること②虎杖悠仁を仲間に引き込むことの、二つの条件を満たせば勝てる、と言います。
不穏な空気ですね。
まとめ
今回の見どころは宿儺に立ち向かう伏黒恵のバトルシーンでしょう!
恵の術式は「十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)」。
日本書紀由来の十種神宝にちなんだもののようです。
十種の式神が出てくるのでしょうが、こうも出るたび損害を被っていてはこの先どうなるのでしょう?
1.玉犬(ぎょくけん) 白、黒がいたが白は破壊されてしまった。
2.鵺(ぬえ) 今回の戦闘で瀕死
3.蝦蟇(がま)(無事)
4.大蛇(おろち) 今回の戦闘で破壊
この先、登場するごとにご紹介していきたいと思います。
宿儺に心臓を奪われてしまった悠仁と、上層部に怒りを覚える五条悟。
同級生たちの動きと、不穏な呪霊たちのたくらみなど、多くの伏線が張られてきました。
今後の展開から目が離せません!