映画『xxxHOLiCホリック』ではマル役をDAOKOさん、モロ役をモトーラ世理奈さんが演じていました。
この不思議な二人は何者なのでしょう?
原作漫画から、マルとモロの正体を暴いていきましょう!
漫画『xxxHOLiCホリック』のマルとモロ
漫画のマル(髪の長いほう)とモロは小学生くらいの女の子のイメージです。
可愛いですね!
四月一日(ワタヌキ)が侑子さんのミセに初めて入ったとき、玄関で出迎えてくれたのがこの二人です。このミセに住んでいるようですね。
いつも二人で全く同じリアクションをし、侑子さんを「主様(ヌシサマ)」と呼んでいます。
侑子のミセでバイトするようになった四月一日の手伝いをしてくれます。
映画『xxxHOLiCホリック』のマルとモロ
映画『xxxHOLiCホリック』でマル(青い髪)を演じたDAOKOさん、モロ(ピンクの髪)を演じたモトーラ世理奈さんです。
原作よりもお姉さんですが、これは
- 二人の存在感が十分不思議
- 子役を使うとかえって『ホリック』の世界観にそぐわない
という理由ではないでしょうか。
ちなみにこの髪色は原作に忠実なものです。カラーのページを下に載せておきますね。
CLAMPさんの漫画は絵も綺麗で個性的、色使いもとても美しくて読むのが楽しいです!
『xxxHOLiCホリック』マルとモロは何者?
ではマルとモロとは何者なのでしょう?
漫画の中からマルとモロの正体について書かれているところを探してみましょう。
マルとモロには魂がない、ミセの外には出られない
四月一日がお祭りの夜店に「一緒に行こう」と誘うと、マルとモロは突然思いがけないことを言い出しました!
- マルとモロは魂がない
- 魂のない体はミセの在る場所と外との狭間(ハザマ)を越えられない
え…
侑子を「主様」と呼んでいるので、侑子によって創られた存在である可能性が高いです。
マルとモロはミセを支えるもの
侑子とモコナの間でこんな会話が交わされています。
侑子「マルとモロはこのミセの場(バ)を支えるもの。」
モコナ「それが眠って支える事にだけ集中しないといけないくらい、危ない状態なんだな」
侑子「ミセはこれから起こる事の為に構えたもの。まだ潰すわけにはいかないわ」
侑子がいなくなってもミセとマル・モロはとどまった
四月一日が窓から落ちてあやうく一命をとりとめた日、マルとモロも
「四月一日と一緒にいたい」
「四月一日が大好きだから、がんばってミセを守る」
「四月一日とずっと一緒にいられるように」
そう願ってくれたのです。
だから、侑子がいなくなった後もミセを守り、四月一日と一緒に居てくれているのです。
映画『ホリック』マル・モロの正体は?侑子が創ったミセを支える存在まとめ
侑子のミセで四月一日にじゃれつく二人の美少女マルとモロ。
二人は侑子が創った魂のない存在で、侑子の不思議なミセを支えています。
二人が四月一日と一緒に居たい、と強く願ったために、侑子が去った後も四月一日とともにミセを支え続けています。
映画版でもDAOKOさん、モトーラ世理奈さんのお二人が不思議な存在感でマルとモロを好演しています。
二人の存在感は単純に子役をキャスティングしたのでは表現できないものであり、そこに蜷川実花監督の美学が現れていると感じました。
ぜひ劇場で、不思議なミセを覗いてみてくださいね。
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