BLUE GIANT SUPREMEコンピレーションアルバム全曲レビュー!

BlueGiant

BLUE GIANT SUPREMEのコンピレーションアルバムが2018年に発売されています。
コミックスの中でタイトルだけ出てくる曲は、誰の演奏で、どのバージョンが選ばれているのか?
また、コミックスに出てこない曲はどういう理由で選ばれているのか?
この2点を考えつつ全曲レビューしてみたいと思います。

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BLUE GIANT SUPREMEコンピレーションアルバム ジャケットはこれ!

BLUE GIANT SUPREMEに出てくる大のバンド、「NUMBER FIVE」がステージに向かうイラストです!

ガブの運転する車に乗ってヨーロッパを転々とツアーしたナンバーファイブの面々、自信にあふれた表情がイイですね-!

ではCDをかけて、彼らの演奏を聴きましょうか。

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BLUE GIANT SUPREMEコンピレーションアルバム全曲レビュー

インプレッションズ/ジョン・コルトレーン

1曲目がテナーサックス、バリバリの演奏とは、まさにBLUE GIANTにふさわしいですね!

BLUE GIANT 7巻に出てくるこの曲、当然、ジョン・コルトレーン本人の演奏です。

ジョン・コルトレーンのアドリブからのエルヴィン・ジョーンズのドラムとのデュオが凄まじいです。

スタジオ録音の約4分のヴァージョンですので、凝縮されたパワーを感じます!
ライブ演奏のものは10分以上ありますので、次の曲も楽しみなリスナーには嬉しいチョイスです。

インヴィテーション/ロイ・ハーグローヴ

BLUE GIANT SUPREME 4巻に登場するこの曲。

私もこの曲ならロイ・ハーグローヴだと思ったんですよね!
ちょっと嬉しい。

404 NOT FOUND | So Many Stars

ロイ・ハーグローヴの空気を切り裂くトランペットの音、イントロからなだれ込むドラムのカッコ良さ、NUMBER FIVEのイメージにぴったりです!

デシジョン/ソニー・ロリンズ

主人公宮本大の敬愛するソニー・ロリンズのナンバー。

カッコいいなと思ったら、メンバーがスゴイ。
ソニー・ロリンズ テナーサックス
ドナルド・バード トランペット
ウィントン・ケリー ピアノ
ジーン・ラミー ベース
マックス・ローチ ドラム

一人一人のソロを堪能してみてください♪

ストレート、ノーチェイサー/セロニアス・モンク

ピアニスト、セロニアス・モンクの代表作。

”お酒はストレートで、水もいらない”というタイトルとモンクのピアノで、のっけから酔っ払ったような感じになりませんか(笑)

テナーサックスのチャーリー・ラウズ、トランペットのサド・ジョーンズ。そしてサム・ジョーンズのベースとアート・テイラーのドラムが酔っ払いたちを支えます。そこへモンクのピアノ!

いやー最高のバージョンです!!

NUMBER FIVEのブルーノはちょっと違うイメージですけどね。

オン・グリーン・ドルフィン・ストリート/エリック・ドルフィー

何の音?と思いますよね。エリック・ドルフィーが吹いているのはバス・クラリネットです!

スイングしています!これは楽しい!

お次はフレディ・ハバードのトランペット。ジョージ・タッカーのベースソロも聴けます。

テーマに戻るとフレディ・ハバードからエリック・ドルフィーへと引き継がれ、ジャッキー・バイアードのピアノが小気味よく締めてくれます。

多くのミュージシャンに演奏される曲ですが、文句なしの名演です!

ザ・ウェイ・ユー・ルック・トゥナイト/ジョニー・グリフィン

ジョニー・グリフィンはBLUE GIANT 1巻に登場していました。
広瀬川の河原で大が聴いていたのがジョニー・グリフィンの「リトル・ジャイアント」。

でもこの曲は別のアルバムです。なんとなんとこのバージョン、テナーサックスが3人吹いています!

ジョニー・グリフィン テナーサックス
ハンク・モブレー テナーサックス
ジョン・コルトレーン テナーサックス
リー・モーガン トランペット
ウィントン・ケリー ピアノ
ポール・チェンバース ベース
アート・ブレイキー ドラム

凄すぎる・・・
「NUBER FIVE」は4人ですが、こういうバンドだったかもしれない!と思ってしまう、心躍るナンバーです!

ジャスト・フレンズ/ソニー・スティット

BLUE GIANT SUPREME 4巻に登場するこの曲。さまざまなミュージシャンにカバーされていますが、ソニー・スティットのバージョンが選ばれています。

ソニー・スティットといえば、BLUE GIANT4巻に出てきましたね。そう、雨の日のレコード、ロー・フレームです。

アルトサックスで歌い上げるこの曲、甘さと粋なニュアンスがたまりません。

ただの友だち、もう恋人じゃない
ただの友だち、今まで通りじゃないんだ

映画「ラウンド・ミッドナイト」で「歌詞を忘れた」と言って演奏を止めたのは、テナーサックス奏者のデクスター・ゴードンでしたが。

ソニー・スティットのジャスト・フレンズから歌詞が伝わって来るように感じました。

ニタ/ポール・チェンバース

ポール・チェンバースはベーシスト。

なぜこの曲が?と聴いてみると、テナーサックス、ジョン・コルトレーンが吹いてるんですね。

この曲「ニタ」もコルトレーンの曲。
コルトレーンの最初の妻ファニタに由来するタイトルですが、ファニタの回教徒名が「NAIMA」。こちらも大変有名なナンバーです。

ソー・ホワット/ビル・エヴァンスwithジェレミー・スタイグ

BLUE GIANT SUPREME 4巻に登場する曲です。

エディー・ゴメスのベースとジェレミー・スタイグのフルートで始まる印象的な幕開け。
フルートといえば、大が妹の彩花ちゃんにプレゼントした楽器。
由井先生のもとで、上手になったかな、彩花ちゃん。

いやいや、どこまで行くんだ?このフルート?
ピアニストで歌いながら弾く人いるけど、管楽器でこれはヤバくない?

ビックリしたわー・・・

フライ・ウィズ・ザ・ウィンド/マッコイ・タイナー

BLUE GIANT  5巻に登場するこの曲。

アルバムの最後を締めくくるにはふさわしい曲でしょう。
「NUMBER FIVE」のピアニスト、ブルーノはクラシックの素養のあるアーティストなので、大がヨーロッパで彼らとずっと演奏を続けていたなら、こんな壮大な世界観の音楽に挑んでいくかもしれません。

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BLUE GIANT SUPREMEコンピレーションアルバム全曲レビュー!まとめ

全曲レビューどころか、聴き惚れて終わってしまった印象しかありません。

プロの選曲の奥深さ、すごいです!

BLUE GIANTの世界で表現しているjazzのパッションをひしひしと実感できる1枚です!
ライブ演奏を聴きに行きたくなる、そわそわする1枚でもあります。

これはほかのコンピレーションアルバムも聴いてみるしかありませんね。

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